酷道ウォーキング

天下の「酷道」として有名な国道418号八百津～恵那区間を歩いてきました。

ここに初めて来たのは6年ぐらい前、高校に上がってすぐの時だったような記憶があるので随分長い付き合いになります。

この青看板も初めてきた時にはまだ左折側に県道の表示があったんですが、いつの間にか消されてしまいました。

国道側にバッテンが打たれてるのは当時から全く変わってませんけどね。

右手を流れる木曽川(丸山ダム湖)沿いの河原に車を停めてしばらく歩くと道路の舗装が荒れ始めます。

そこから先は延々こんな感じの未舗装路が続きますが、この辺りはまだ車も走行可能な区間です。

体力が有り余ってた高校生の時は自宅から自転車で走って来ていたんですが、今はもう絶対無理……。
あの体力と気力はどこから湧いてきてたのか不思議でなりません。

エメラルドグリーンのダム湖を見渡せる絶景ポイント。
来れば必ず写真を撮る大好きな場所です。

忘れそうになるので一応おさらいしておきますが、現役の国道です。
道は荒れていても傾斜は無いので森林浴には良い場所ですね。

木漏れ日が美しい緑のトンネル。
酷道マニアでなくてもハイキングで訪れる方がそれなりにいるようで、4年前に五月橋まで行った時には地元在住のご老人と遭遇して一緒に二股トンネルを歩きました。

今では無人地帯のこの場所も、かつては「下立(おりたち)」という集落が存在していました。
集落は丸山ダム建設の際に集団移転していますが、上の写真の左手には集落の跡と思われる石垣が残っていました。

二股トンネルも通ってきました。
前回来たのが2017年の夏なので約3年ぶり。

心霊スポットとしても有名ですが、今まで特に心霊現象の類いは経験していません。

今日はここで引き返します。

こちらは帰り道で見つけたカエルの卵。
Twitterで生き物に詳しい方に聞いてみたところ「ヒキガエルの卵では？」とのことです。

自然豊かな国道418号ですが、一方でゴミの多さも気になりました。
あまりにも見苦しいのでほんの少しだけ拾いましたが、量が多過ぎて全部は無理……。
粗大ゴミの投棄も目立ちました。

走破を計画している方がいたら写真撮影のついでに周りのゴミを拾って頂けるとありがたいです。

出来ることから少しずつ実行して酷道界の王を綺麗にしていきましょう。