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【学習者主体の学びについて思うこと その①】


僕が勤める自治体の「令和6年度学校教育指導の重点」にこれからの教師の役割が以下のような示されています。「児童生徒一人ひとりの学びを最大限引き出すために、教師の役割を、児童生徒の学びを支える伴走者に」
・児童生徒の主体的な学びのサポーター
・児童生徒の協働的な学びのファシリテーター
・「学習者主体の学び」へ

最近このような「伴走者」「サポーター」「ファシリテーター」という言葉をよく見聞きするようになりました。「学習者主体の学び」が強調されているのは、数年前に「令和の日本型学校教育」が出されてからの流れではないかと思います。

さて、このような方向性を自治体の学校や先生たちはどのように受け止めて、具体的にどのように実践をしているのかが気になっています。なぜなら僕自身が10年前から実践してきた『学び合い』の授業は「学習者主体の学び」だと思いますが、それと似ているのか違うのか知りたいからです。

あくまで今勤務している学校と知り合いの先生のいる学校のことしか分からないので、自治体全体の傾向は分かりません。僕が考える「学習者主体の学び」を実践している方を見かけることはほとんどないのですが、そう思い込んでいるだけで、周りはどんどん変化しているかもしれません。もし、重点のような授業実践を進めている先生、学校があるのであれば、どのように実践しているのか見てみたいし、僕が実践していた時のことを話してみたいです。

(その②へ続く)

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