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生活に潤いを、そして癒しとアドレナリンを。

生まれてこのかた、芸能人とかメディアとかに出ている方々にさほど興味を持たない人生だったかと思います。

「ファン」という意識も良く理解できず、アイドルグループなどの「◯◯さんが好き!」とかも特に無かったかな。
もしかしたら心の何処かでは、その芸能人となりというか中身や人間性を取り敢えず横に置いたような、偶像崇拝的にのめり込む人達を少し馬鹿にしたような目で見てた所もあったかも知れません。
もちろんテレビや雑誌などにはカッコいい人、可愛い人沢山出てますし、好き・タイプの顔の人は居るには居ました。
女性ならうさぎ顔のショートヘア、男性なら爬虫類塩顔が特にツボでしたので、「カッコいいね、可愛いね… 」等。
もちろんそれは顔だけの話。

実際にその人と付き合いもなく、知り合いでも無く中身も知らないのに、良くそこまで見た感じで好きになれる?と思ったものです。
もちろんそれを口に出してしまうと、人としてどうか…とか、そのあたりの協調性の無さが露呈して生きづらくなってしまうのでは…?と、表には出しませんでしたが…

そんな中、最近何故か突然、顔のタイプ見た目も好みとは正反対、なんなら今まで避けたり苦手な部類の某芸能人に恥ずかしながらどハマりしまして…


この「恥ずかい」という感情がまた色々複雑で、自分の歳や、今までの芸能人ファンを少しバカにしてた感じ、あとは突然衝撃的に「ぎゃー、好きだわー!」と思ったという事は、そのファン心理?というか偶像崇拝的なのをバカにしていたにも関わらず、自分もほぼ見た目から入ったという事実…等々色んな思いが入り混じって暫く人に言えませんでした。

この急に好きだと思った現象のきっかけはもう何だったのか…、まさかこの歳にして…とか色々思う事は有りますが、本当に謎で今も原因を突き止めている次第です。
このコロナ禍でメンタルがおかしくなってたのか、歳による最後の欲求不満の現れか…
自分でも、ほぼ初めての感覚に戸惑いを覚えつつ、
「はぁー、一目惚れとか恋に堕ちるってこんな感覚でしたっけね?」
と、アホな事を考えてみたり。
あとはこの「好きだ」と思う感情も突き詰めるとだいぶ倒錯的で、長くその人の顔を見ていると
「なんでこんな人を虜にする顔の人が居るんだ、腹立ってきたぞ…」
という逆ギレ的な憤り、なんならこの顔に産まれて生きたかったという憧れ的な何か、また逆にこの人と一緒にテレビに出てる人になってずっと隣で見て愛でたい、最終酷いと「自分にお金があればこの人囲える…?」など、だいぶ頭がバグってきております。

まぁ、そんな事は到底無理なので、PCのデスクトップ画面をその人にしてみたり、写真を壁に貼ってみたり、出演作やYouTubeのチェック、ネットニュースなどに出た画像スクショで溢れるカメラロール…
など、取り敢えず出来る範囲で自分の近場で偶像崇拝してますが、コレがね…

めっちゃテンション上がる!!(笑)

生活に張りが出る!
癒される!心が潤う!
嫌な事があっても耐えられる!
アドレナリン出まくりで、仕事頑張れる!
生きるの楽しい!


写真や画像を見るだけなのに、だいぶ大袈裟に聞こえるかも知れませんが、実際そうなんです。
「なんか最近楽しい事ありました?」とか、「最近よく『さ、頑張るぞー!』とかポジティブ発言多いですよね?」と周りから言われて、
(あぁ、芸能人とかってこうやって私たちに夢や生きる希望を与えてくれる存在なんだなぁ…)と、気づきました。

さっきも書いたように、だいぶ恥ずかしいし気持ち悪い(と自分では思ってる)事ではあるので、しばらく人にも言えなかった最近のこの感じですが、何かのきっかけでこの状況を年下の友人にポツリとこぼしたところ、
「ようこそ!ようやくこちら側へ来られましたね!」と笑われました。
そうだな、この感覚…アイドルとか芸能人の存在から受ける、生きるのが少し楽しくなる感覚。
もっと早く知ってれば良かったかもなぁ。
ちょっと人生損した気分?

取り敢えずその子ひとりに、この恥ずかしい・気持ち悪いと思ってた感情を受け止めて貰えた嬉しさで「あ、人に言ってもいいのか!」と、だいぶ大雑把に勘違いしてからというもの、この感覚を覚えた楽しさ嬉しさで他の友人知人にも熱弁を振り撒き、おそらくウザがられて迷惑をかけている最中だと思います。
けど優しい友人達で、引いてはいるけど否定せずに受け止めて聞いてくれている事を思えば、過去の友人達が今の私と同じように好きな芸能人を熱く語ってきてた時の自分の塩対応は中々可哀想な事をしていたんだなぁ…、コレからは私も優しく受け止めていこうと反省・思った次第です。

まぁ、この長文も大概気持ち悪いですけど(笑)

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