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[8/5(水):オンラインセミナー]コンゴの紛争資源問題と新型コロナの影響

*ZOOM(オンライン)配信/参加費無料**
*急遽、コンゴ民主共和国での支援を担う[小川真吾]出演*
  
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【8/5(水):第86回 テラ・スタイル東京)】
    
*コンゴの紛争資源問題と新型コロナの影響  
  
 講師: 華井 和代 (Kazuyo Hanai)さん
    東京大学未来ビジョン研究センター講師
    NPO法人RITA-Congo共同代表
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第二次世界大戦以降、世界各地で起きた地域紛争で、最も紛争によって命が奪われたのが、コンゴ民主共和国での内戦(紛争)だと言われています。二度の大きな紛争と、その後も継続的に続く武装勢力による襲撃・戦闘などで失われた「いのち」は、一説によると約540万人。
    
長く続く、コンゴでの紛争、それによって引き起こされる人権侵害の背景にあるのが、この国に豊富に眠る鉱物資源。鉱物資源の権益を誰が握るのか、そのために争いが長く続いていてきたと言えるのです。
    
そして、それらは、巡りめぐって私たちが日ごろ使う、パソコンやスマートフォンなどの電子機器などに使われているものだという[事実]。
   
私たちの[暮らし]と無関係ではない[コンゴ(特に東部地域)の紛争と人権問題]に対して、日本に暮らす私たちに何ができるのか。
   
その問いに、ひとつのヒントを示してくださるのが、今回、テラ・スタイル東京にご出演くださる[華井和代さん(東京大学未来ビジョン研究センター講師)]です。
    
学生時代に、パレスチナ自治区を訪問。その時に「現場での支援活動と同時に、紛争の背景にある”つながり”を理解し、社会構造を変化させることが大切」と強く感じた華井さん。その後、コンゴ東部の紛争、その背景にある紛争鉱物、消費者の社会的責任などについて、研究を重ねてこられました。
   
また、ノーベル平和賞受賞者であるデニ・ムクウェゲ医師と、彼が運営するパンジ病院を支援し、コンゴ紛争と紛争鉱物問題について、日本国内の人々などに働きかけるNPOを設立。コンゴの人々と、彼らが抱える課題に向き合う[実践者]としても活躍されています。
   
2007年から、コンゴ(東部・中央部)で、元子ども兵や性的暴力を受けた女性たち、いわゆる紛争被害者の自立支援を続けているテラ・ルネッサンス。
   
◆テラ・ルネッサンスのコンゴ民主共和国での取り組み
 http://www.terra-r.jp/activity_congo.html
   
テラ・ルネッサンスが、コンゴの人々ともに目指す「平和」を実現するためにも、[なぜ紛争が続くのか][紛争を止めるために、私たちに何ができるのか]を、華井さんの講演と質疑応答を通じて、皆さんと共に探って行きます。
   
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 ▶第85回 テラ・スタイル東京[開催概要] 
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・日 程:2020年8月5日(水)
・時 間:19:00 - 21:00 
・参加費:無料
・参加方法:以下のフォームで参加申込後、当日配信に利用するZOOMのリンクをメールにて送信いたします。当日、時間になりましたら、そのリンクをクリックして、ご参加ください。
   
 >活動説明会のお申し込みはこちら
 https://forms.gle/kXPu7SyjaEJhXrYU6

[第1部]講演:コンゴの紛争資源問題と新型コロナの影響 
[第2部]対談・質疑応答:コンゴの紛争・人権問題に私たちができることがある
  
▶出演者プロフィール

◆ 華井 和代 (Kazuyo Hanai) (はない・かずよ)
東京大学 未来ビジョン研究センター 講師/NPO法人RITA-Congo共同代表。筑波大学人文学類卒(歴史学)、同大学院教育研究科修士課程修了(教育学修士)。成城学園中学校高等学校での教師を経て、東京大学公共政策大学院専門職学位課程修了(国際公共政策学修士)、同大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(国際協力学博士)。東京大学公共政策大学院特任助教を経て2018年4月より現職。コンゴの紛争資源問題と日本の消費者市民社会のつながりを研究。同時に、元高校教師の経験を生かして平和教育教材を開発・実践している。主著は『資源問題の正義―コンゴの紛争資源問題と消費者の責任』(東信堂、2016年)。
 
◆ 小川 真吾 (Shingo Ogawa)(おがわ・しんご)
1975年和歌山県生まれ。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組む。2005年より、ウガンダに駐在し元子ども兵社会復帰支援プロジェクトを実施。帰国後、2011年3月より、テラ・ルネッサンス理事長に就任。現在は、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立支援に関わりながら、理事長として、テラ・ルネッサンス全般の経営を担う。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)、『ウガンダを知るための53章』(明石書店)がある。
 
▶認定NPO法人テラ・ルネッサンス  理事長 小川真吾 http://www.terra-r.jp

『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町を中心に、被災者支援活動を展開しています。独立行政法人国際交流基金「地球市民賞」、一般社団法人倫理研究所「地球倫理推進賞」受賞。国連経済社会理事会特殊諮問NGO。
  
 >活動説明会のお申し込みはこちら
 
  → https://forms.gle/kXPu7SyjaEJhXrYU6

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