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スポーツ鬼ごっこを活用した小学校の体育向けカリキュラム作りを検討中

こんにちは!鬼ごっこ協会です。

来年度に向けて、鬼ごっこ協会で取り組んでいきたい取組の一つとして「小学校」における「体育」のカリキュラム作りを行っていきたいと検討しているところになります。スポーツ鬼ごっこをメインとして、いろいろな鬼ごっこの種類を活用していきたいと考えています。

■すでに鬼遊び(鬼ごっこ)は学習指導要領に採用されている

学校体育では、主に小学校低学年(1・2年生)の子ども達に向けたカリキュラムとして鬼遊び(鬼ごっこ)が採用されています。鬼遊びとカリキュラムには書いてはありますが、定義上は「鬼ごっこ」と同義であるので、私たちはnoteの文章では鬼ごっこと呼びたいと思います。低学年は、体を使った遊びや軽い運動を行うことが多いのですが、鬼ごっこは、幼児期には誰もが通ってくる道なので、小学校入学と同時に行うのが鬼ごっこであるというのは、とても素晴らしい仕組みであると思います。

■各学年に必要な能力が身につく「鬼ごっこ」のセレクト

私たちが、カリキュラム作りについて関わっていきたいと考えていることは、小学校低学年から中学年、高学年と成長していくにあたって、必要とされる体力面や技術面の学びは異なってきますが、それぞれの世代に沿って基本的に必要とされる能力を獲得できるような「鬼ごっこ」を活用したプログラム作りです。鬼ごっこの種類は、数千種類は存在しているので、それらの鬼ごっこを世代別に分類しながら、体育という限られた時間内で取り入れられる種類のものをセレクトしていくこととなります。

■大きなポイントは「スポーツ鬼ごっこ」の活用

大きなポイントは「スポーツ鬼ごっこ」を活用していただけるようにしていくことです。スポーツ鬼ごっこは、数多ある鬼ごっこの遊び方やルールから、優れたポイントを厳選して開発した鬼ごっこであるので、低学年から取り組んできている鬼ごっこ(鬼遊び)を学んでいく上での、一つの目指すべき学びの目標としてスポーツ鬼ごっこをして、体育学習を深めていくというプログラムへと昇華させていきたいと考えています。

■現場の先生が生徒に教えやすいカリキュラム作り

教育的なねらいや目標については、現場の教職員の方々との連携の上で考えていきながら、子ども達が分かり易くてシンプルなルール楽しみやすいプログラムを作っていきたいと思っています。さらに、大事なのは教職員の方が、現場の限られた時間内に取り組みやすく配慮したカリキュラムにしなければと思います。生徒が楽しくても、現場で実現が難しいものは、どんなに良いプログラムも使ってもらえないので、先生目線も子供目線と全く同じくらい大切になります。

来年度は、とにかく学校体育の領域にも積極的に取り組んでいく1年としたいと思います!

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