緊急事態宣言が持つ"アナウンスメント効果"

116日目。
本日はタイトルの通りです。

■一都三県に緊急事態宣言 再発令

東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県を対象に、
1/7(木)から日本政府より”緊急事態宣言”が
再発令されます。
さらに1/8(金)からは一都三県知事より
緊急事態行動”の要請も開始されます。

(参考)NHK WEB
1都3県「緊急事態行動」1月8日から営業時間短縮の前倒しなど要請

特別措置法が成立していませんので、
例のごとく”要請”ではありますが、
Goするようです。
Go To 自粛ですね。

■緊急事態宣言が持つ”アナウンスメント効果”

コチラに関しては東京大学の渡辺教授らが
行った分析研究の結果が公表されています。

■⽇本の⾃発的ロックダウンに関する考察
 渡辺 努( 東京大学大学院経済学研究科)
 藪 友良(慶應義塾大学商学部)
(参考)東京大学学術機関リポジトリ HPより

詳細はこちらの研究論文を確認いただきたいですが、
結論の概要としては下記の通りです。

①日本政府による緊急事態宣言は人々の行動変容に一定の効果をもった。
②米国の命令型のロックダウンでも、日本の要請型のロックダウンでも、人々の移動に及ぼした影響は決して大きくなかった
 ・米国:小売店来客数=▲7.6%
 ・日本:外出(外出者数 × 外出時間)=▲8.6%
③(②より)"命令"でも"要請"でも、効果は同程度

この研究は昨年4月に発令された
緊急事態宣言の効果に関する研究であり、
今回も同様の効果が得られるか
どうかは定かではありません

しかしながら緊急事態宣言に全く効果が
無いわけでもありません

※緊急事態宣言という対応が
良いかどうかは別です!

この点については昨日放送されたラジオ
おはよう寺ちゃん 活動中 (文化放送)
の中で上武大学の田中秀臣教授が
紹介されております。
気になる方はradikoにてご確認ください!

■大人より子どもの方がちゃんとしている

緊急事態宣言は出るようですが、
学校や劇場は対象外のようですね。
大学受験も普通にやるようです。

スゴイですね。
どうやって例外を決めているんでしょうね?

そうなってくると、悪いのは”騒ぐ大人”なんだな、
とつくづく感じます。
学校はセーフってことはそういうことでしょう?

こうなってくると、”正直者はバカを見る”的な
展開になっているようで、嫌気がさします。

外食中でも静かに食べている人も自粛?
一人で静かに旅行している人も自粛?

個人的には”飲食店の営業時間を限定”じゃなくて、
飲食店で騒ぐ(一定以上の音量を出す)人は強制排除
の方が妥当だと思います。

飛沫の拡散量”を測定する方法が
特段思いつかないので、
飛沫の拡散量 ≒ 発声に伴う音量”と
擬似変数を設定し、
公権力で排除したらいいんじゃないかな、と。

まぁ今更ですがね。

こうなってくると、
悲観的な話しか思いつきませんね。。。

それこそ”20時閉店 → 21開店”みたいなお店が
出てくるのかな、とか思いつつ。。。

にぎわうのはハローワークだけですかい?
政治家の皆さん?

おにぎり紳士🍙

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?