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今後のお笑いについて考えた

先日、久しぶりに相方と会った。

私とお笑いサークルとの出会いは下記のnoteを見て頂きたい。

てか、この顔出さない写真シュールでとてもかっこいいと自分で思う。だからいっぱい載せちゃおう。

漫才中
コント中
コント中


そんなことはどうでも良くて。
私は主に2つのコンビで活動している。


"お笑い芸人"ではあまりないと思うが、"お笑いサークル"や"大学お笑い"となると、色んな人と複数コンビを組むのは当たり前のことだ。

その2つのコンビのうちはひとつをコンビAとし、もうひとつをコンビBとしよう。

大会にでるのにもライブにでるのにも、または他大のライブのゲストとして出るのも主にコンビAで出場していた。

コンビAの相方とは1年の10月に即席で組んだ。
うちのサークルからイベントで3組のネタを出さなければならなくて、当時は部員が極小だったため、予定が空いてる人同士で即席で組んでいった。
デニーズでネタ合わせをし、デニーズのメニュー表を見ながらコンビ名を考えた。
なんだか、懐かしい。
そんな緩く組んだ相方と何だかんだで3年間継続している。
この相方は、春から大学を休学しとある事務所の養成所へ行く。来週のライブで最後になるだろう。


そしてコンビBの話。
このタイルにある「今後のお笑いについて考えた」相手はコンビBの相方である。

彼は、卒業しこれまでのように会えない私にお笑いを続けようと提案してきた。

正直、驚いた。
この彼はあまりお笑いをやることに興味が無い人間だと思っていた。色々一緒に見たり、それについて語ったりしていたから、見る専なのかなと思っていた。しかし、彼は続けたい。どんな形でもいいから私と続けたいと話した。

流石に養成所に入ることは出来ない。

お金は無いし、そもそも春からの進学先がある。
看護師や保健師になりたいと言う夢がある。

彼も養成所については考えてはいなかった。
良かった。安心した。

では。どうやって続けるのか?
彼はここ数日、真剣に考えたと言う。

まず、養成所に入ったところで有名になれるのか?
M-1グランプリやキングオブコントで1回戦突破が出来るのか?考えたという。

私は一昨年、キングオブコントの1回戦に出た。
余程有名で無ければ、またはどこかに所属していなければ観客の見る目が変わることを学んだ。
俗に言う、売名が必要だということを知った。
恐らく、ネタが面白ければウケるし評価されるだろう。その他にも、人の先入観があるのだ。

彼はその事を知っていた。
私たちは大学お笑いでも有名なNOROSHIに出場して、0%をとったことがある。
力不足だったのが99%、だけれど1%は知られているか知られていないかだ思った。この比率はもっと異なるかもしれない。

彼は名を知られる方法を考えたと言った。
その案として、YouTubeやTikTokなどのSNSで発信をしていくというもの。
現に(私の趣味に偏るが)、ぱーてぃちゃんやラランド、またはラバーガール、タイムマシーン3号はYouTubeでネタを投稿し、YouTubeshortでネタの切り抜きを投稿している。

これをやりたい、と話した。
彼がネタを書き、数ヶ月に数回対面やzoomで会ってネタ合わせをする。余裕がある期間にはオーディションや都内のフリーライブに出る。会った時にはネタの動画をたくさん撮ってYouTubeやTiktokに投稿する。

私は、彼が敷いたレールの上なら歩ける、と話した。

彼は、私のパフォーマーとしての才能を引き出したい、と話した。

なんだこれは!?
それならできる!
やってやろじゃないか!!
やる気になった。

今後は、彼がネタを書き、その進捗度合いでネタが進む。会ってはネタを撮り、たまにライブに出るだろう。

確かに、私はお笑いに出会って、結果が出なくてもお笑いを続けることで人生が変わった。不安なことも嫌なことも辛いことも全部、笑いに変わった。ネタを作ることは楽しかったし、相方がネタを書いてそれを深めることやそれについて討論することもすごく楽しかった。お笑いを話せる相手がいて本当に良かったと毎回会う度に思った。ステージに立てば、皆が見てくれてウケる時はやっていて良かったと思ったし、そりゃ滑ることが大半だったけど、だからこそウケた時にテンションが爆上げした。

これまでの生活がガラリと変わった。

だから、この生活が無くなったら辛くて見る世界が淀むと思った。

彼がそう言ってくれて嬉しかった。
結果を残すことや、SNSから有名になることは宝くじが当たることよりも難しいと思う。

自分ら出来ることじゃなくてやりたいことをする。

彼の熱量を裏切らないで、これを根本に頑張ろうと心に誓った。

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