ポジティブはしんどいなぁ
常にポジティブで居続けるのも疲れます。
私は昔、常にポジティブでいることがいいのだと思っていました。
30代前半頃、ネガティブな発言や愚痴など言ってはダメという環境に身を置いていたことがあります。
結果から申しますと、正直しんどい。その環境に疲れ果てました。
はじめのうちは自分が変わっていくようで、うれしくも楽しくもありました。しかし、少しずつ苦痛になっていきました。
これは本当に自分なのか?
本当にただポジティブでいればいいのか?
今思えば、よくも作り笑顔でそんな環境いたものだと思います。
どんなにしんどくてもポジティブな発言をし、ネガティブを抑え込む。
ポジティブこそ正義というのは、逃げ道もなく、逆に自分を追い込んでいくことになりました。
確かに後ろ向きな発言ばかりしていたら、上手くいくものも、上手くいかなくなるでしょう。
しかし、表と裏があるように、昼と夜があるように、光と影があるように、どちらかひとつでは成り立たないものだと思うのです。
どちらもなければならないものなのです。
今思い返せば、周りにいた人たちの気味の悪い笑顔とポジティブ発言連発にぞっとします。
しかし、そんな環境にいるとそれが当たり前となり、物事を多面的に見られず、思考停止においやられてしまいます。
ポジティブな人=いい人
ネガティブな人=悪い人
という感じで凝り固まってしまいます。
時にはネガティブな発言もしていい。
愚痴も言ったって、悪口を言ったっていい。
それらは悪だとしてしまえば、ガス抜きも出来ず、いつかはパンクしてしまうかもしれません。
もちろん、ネガティブな発言、愚痴など言い過ぎもどうかと思いますが…
ポジティブこそ正義!そう信じ行動し続けた結果、私はパンクしてしまいました。
抜かずにやる時も、抜いてやる時も、ポジティブも、ネガティブもどちらも正解。
その方が、心の健康は保たれると思うのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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