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感覚に嘘をつけないから、そのままで生きてきたら感覚が開いてしまった話

いつからだろう
人とは違う物が見えてる感覚を知ったのは

生まれてから16年間。
私は、南阿蘇で育った
火山、温泉、水源…世界トップクラスとも言えよう大自然だ。

小学生の頃、私は周りと自分との間に見えない溝があることを知る。
感じ方、考え方…人それぞれ。それは知ってる。だけども根本的な何かが私はみんなと違う

変人扱いされるようになった。

小学四年生、意識が飛んだ。
みんなそれを笑った。
私も引きつりながら笑った。

みんなと同じであることを必死に演じる6年間が幕を閉じた。

中学。体育の授業だったろうか
寝ているような寝ていないような
とにかく体が動かない

それが始まりだった。

そして、過呼吸。
自殺未遂…

ここ(学校)にいたくない。

なぜ皆同じ服を着て、同じ事を学び
同じ事を聞き、見て、考える事を不思議に思わないのか。

私は嫌だった。

直感がそう言うから、それに従った。
親からも先生からも散々言われた。

何度も何度も死にたいと思った。

みんなの当たり前は
わたしの当たり前じゃない
それは、個性なんてレベルの話ではなくて、見えている物、そもそも持って生まれた物が違っていた。

不登校になり、毎日山に行く生活。
そこで学ぶ。自分で学ぶ。
1人、山に行けば、自然がこの世界の事をシンプルに教えてくれた。

たまに音楽に触れる。
ジャンベの刻むリズム、ギターの音色
ヒントになる歌詞…
それらが13歳の心の栄養だった。

高校にも入ったが、退学。
それを二回。

みんなが描く筋書きが私には分かる。
望むハッピーエンドは、私の命のためではなく、自分が納得する為。
色んな場所で色んな人に色んな事言われた。

それは、グループが大きければ大きいほど
力が強い。怖い。

私は、言われた事をする事ができない

だから、そっとフェードアウトする。
そこを去る。

そうやって、感覚のまま生きてきたら
世界の事を少なくとも私が見てきた世界の仕組みを知ってしまった。
自分がどこからやってきて
なぜ体を持って生まれ
出会い別れ
なぜそれを苦しみ
学びに変えてこれたのか
見えている物の愚かさ
見えていない力のパワーと驚異
テレビの影響力
人の勘違いと嘘
横と縦の繋がり社会
自然はやっぱり素晴らしい事
この世界は空であること
時間とは何か

知れば知るほど
社会との溝ができる

上手く付き合うには、上手く繕う必要がある。もうそんな事したくない。
だって、十分してきた。

地球に生まれて20年。
足並み揃えて取った年じゃない。

言葉にはできない
私にしか見えていない世界、色、音

せっかくならば、使い果たして死にたいこの身体。長生きよりも、一瞬を廃れゆくこの身体の一瞬を思うように生きたい。

そのままの私を丸ごと愛そうとする男の子がいる。だから彼を私も愛す。

出会ってくれて、ありがとう
愛してくれて、ありがとう

それだけだ。

初めて会ったような人格が登場しても
優だ。と愛してくれる彼を私も愛す。

彼が、私の拠り所。
まんま優でいれる場所。

もう1人いたんだけども、彼はどうやら背負ってる物が大きかったみたい。

私を忘れたいと言っていた。

それも1つの愛。
だから、感謝。

彼氏だからとかそんな理由ではなくて
どんな優をも愛そうとする
両親よりももっと強い愛を持つ彼を選んだ。

○○は好き。○○は嫌い。
もちろんあるだろうけども、無い。

彼は、私が思ってる以上に私の中の私を見てる気がする。

だから、繕わない。
繕っても生まれるのは破壊だけ。
その場限りの平穏なんていらない。

何と言われようとも、私は感覚と自分の命、魂しか信じない。
そうやってここまで来たんだ。
妥協なんてするかってんだ。

今日は気付いたら夕方になってた。

今日も、ありがとう。
きっと明日も、ありがとう。