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なぜあなたばかり上司に怒られるのか

同じような失敗をしても同僚はちょっとした注意なのに、自分の時は大声で怒鳴られる。

会社で自分と他の人の怒られ方の違いに不満を持っていませんか?


なぜ同じ失敗でも怒られ方が違うのでしょうか?


▼怒りやすいから怒られる

なぜあなたばかり強く怒られるのか?

答えは簡単です。
あなたが弱く見えているからです。

実際の強さには関係なく、弱そうに見える人には怒りやすい。
逆に、強そうな人には怒りにくいものです。

コラム:目からの情報が一番大事
 
一昔前に「人は見た目が9割」という本が流行りました。
この題名の通り、人は情報の大部分を目から得ています。
 
 
柔道の黒帯を持っているけど、見た目には普通の体格で強そうに見えないAさん。
 
 
強いかわからないが大きなガタイや太い腕、刺青がはいってるBさん。
 
 
どちらがイメージすると恐怖を覚えますか?
 
Bさんのほうが怖く感じますよね。
 
 
これはBさんの姿かたちを判断した脳が「Bさんは怖い!!」というシグナルを送ったからです。
 
 
人間は実際の強さよりも見た目の強さに恐怖を感じやすい生き物です。


▼人は強いものには絶対に怒れない

本能的に人は自身よりも強い相手(パワーや権力が上の相手)に怒ることはありません。

理由は簡単。
もし反撃されたら命や立場が危なくなるからです。

我々の脳は原始時代を行く抜くために特化しています。
もし、怒るなどの危害を加えた場合、原始時代ですから反撃されることが考えられます。

そのため反撃されそうな人には、危険を予測して怒らないようにします。
逆に反撃されなさそうな人には容赦なく怒りを向けてしまいます。

▼ヤクザに怒れる人はヤクザよりも強い人

極端な例ですが、5歳の子供とヤクザの人怒りやすいのはどちらですか?

明らかに5歳の子供ですよね。

5歳の子供に怒るのは反撃される心配はありません。
(社会的なリスクは無視して)

しかし、ヤクザの人に怒ったら凶器が出てくるかもしれません
それでなくとも、喧嘩慣れした腕っぷしで倒されるのが関の山でしょう。

我々の脳は無意識に危険を避け、5歳の子供を怒るほうを選びます。

▼気弱なしぐさを辞めて怒られなくする

怒られなくするには、怒ったら危ない存在だと思われなければなりません。

しかし、強くなるといってもボクシングをならったりジムに通うのは正直非効率です。

もしあなたが喧嘩が強くなりたいのなら、そういったところに行くのもいいでしょう。
しかし、そういった人は少ないはず。

詳しいことは、次回に解説したいと思いますが、
簡潔に言うと弱い人がするしぐさをしないということです。

怒られやすいと感じているあなたは、
無意識のうちに弱々しく見えるしぐさをしているかもしれません。

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