マガジンのカバー画像

クライミングに関するあれこれ

4
趣味のクライミングについて色々書いていきます。クライミングは人生に通じる部分も多いのでそういう参考にもなるかと思います。
運営しているクリエイター

記事一覧

クライミングにおける「正解」について

登り方に正解はない。 クライミングをしていると、「正規ムーブ」や「想定ムーブ」という言葉に遭遇する。 これは、ある課題に対して「そうすれば登れる動き」であったり、「そうすることを想定した動き」という意味。 つまり、その課題における「正解」。 難易度の低いうちは、正規ムーブもクソもない。 足が自由だったり、適当に登ってもクリアできるから。 でも、難易度が上がるにつれ、ホールが小さくなったり体勢が悪くなることで、正規ムーブの重要性が高まってくる。 つまり、「正規ムー

クライミング馬鹿たちの精神論

クライマーにはバカしかいないのか。 かれこれ7年くらいクライミングをやっているが、そう思う時がある。 持てないホールドがあったとき、どうやったら持てるようになるかを聞くと、「持てるようになれば良いんだよ」と答える。 「どうやって持てば良いの?」と聞くと、「落ちないように持てば良いんだよ」と答える。 いや、バカか。 精神論だけでなんの参考にもならない。 それで持てるようになったら誰も苦労しない。 でも実は、この精神論はあながち間違いではない。 いやむしろ、真実と言

クライミングにおける「強さ」について

こんにちは、Yoshiです。 クライミングというものは、個人の「強さ」が如実に表れるスポーツだなと思います。 まぐれでできるということは稀で、課題に対する実力の程度によって、その人が落とせる課題はある程度決まってきます。 ということで、本日は「クライミングにおける強さ」について書きます。 クライミングにおける強さとはジムや岩でクライミングをしていると、「強い」という言葉を耳にします。 例えばめちゃくちゃ太いピンチを保持して動けるとか。 小さなカチでも身体を安定して持つ

クライミングは自己探求のスポーツだ

こんにちは、Yoshiです。 私の趣味の一つにクライミングがありまして、もうかれこれ6年以上やっています。 これまではずっと一人でやってきたのですが、ようやく息子が4歳になり、ぜひ一緒にクライミングをやりたいなと思っている今日この頃です。 ということで、最近改めて、「なんで自分はこんなにクライミングが好きなのだろうか」とかを考えることが多いので、今日は「クライミングの魅力」について書きます。 クライミングとは東京オリンピックから正式種目となったクライミング。 分類とし