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電子書籍 作成ノウハウ

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AmazonのkindleやAppleのBooksで電子書籍を出版する際のノウハウを集めました。あくまでも私の経験によるものなので、PC環境によって該当しないこともあるかもしれま… もっと読む
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2022年4月の記事一覧

Kindle for Mac障害のその後😞

 3月3日に気づいてAmazonにメールしたkindle for Macの障害の続報。  Macで執筆するには素晴らしい添付ソフトであるPagesで作成した縦書きの文書をMacのアプリとして提供されているKindle for Macで表示すると正しく表示されない障害である。あくまでもKindle for Macを利用してMac上で電子書籍を読む時の障害なので、それ以外のスマホやタブレットでは問題は出ていない。  Amazonからは、下記のメールが数回届いたが文面は変わって

kindle ペーパーバック本のサイズ再考

 初めて80,000文字程度の小説を書いた。これまで同様に紙の本もkindleからリリースしようと思ったのだが、これまでの新書版サイズ(私は105×173の新書版サイズで統一していた)ではページ数が大幅に増加する。  kindleのペーパーバック(オンデマンドで紙に印刷する本)は、1ページのサイズには関係なく、ページあたりの印刷コストが定義されている。ということは、少し大きなサイズの紙にすれば、少ないページ数となり印刷コストを抑えられ、読者に提供できる価格も抑えることができ

私の小説校正手順

 誰しも書き上げた原稿を読み返して誤字脱字、記述間違いなどを探して正しくする作業はそれほど好きじゃないと思う。私は、とっても嫌いである。しかし、そうは言っても書いた以上責任を持たなければならないので実施している。が、それでも誤字脱字は皆無にならない。丁寧に見返していないのだろうと言われればそれまでなのだが、どうやらタイピングの問題もあるように思えてならない。  最近気づいて来たのだが、頭の中で考えている文章に指先が追いついていないような気がする。キーも良く隣のキーをタッチし

注意 ! kindle電子書籍の更新

 kindleで電子書籍を出版して五ヶ月程度経過している。横書き、縦書きのどちらも出版してみた。電子書籍を買ってくれた知り合いから、時折、誤字脱字の連絡が入るたびにいつでも修正できる電子書籍の強みを利用して、都度修正をかけていた。私自身は登録する際にpreviewerで確認していたので、これで買ってくれた人にも新しい版に置き換えられるだろうと、信じていた。  ところが、これらは大きな誤解だったことに気づいた。トホホ😭である。 😭大きな誤解 1  更新した電子書籍は、既購入

Mac標準のPagesを使った縦書きは要注意

これまでの電出版において、ペーパーバックに重きを置いていたため、kindle版の電子書籍のほうは内容が表示されることのみ確認してリリースし続けていた。  Macには、EPUB形式(Kindleに登録する際の最もポピュラーな電子書籍形式)で出力できる文書編集機能を持っているPagesというソフトがもれなくついている。 これを使えば、何も考えず執筆するだけで電子書籍を作ることができる。はずだった。(もちろん、できてはいるのだが)  先月気づいた不具合 ・Pagesで縦書き出