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砂を目に・・・演奏後記 雑談編⑥

眠りの精や14人の天使に見守られながら2人は眠りにつく。

この“眠りの精”、ドイツ語ではSandmännchen=砂の精。
子供達のまぶたに砂をかけて眠らせると言われている優しい妖精さん。

日本人的に目に砂をかけると言われたら、何となく“砂かけばばぁに目潰しを喰らう”イメージが強くなるから直訳されなかったのかしら?なんて余計なことも考えたり。
14人の天使が〜とヘンゼルとグレーテルが歌うのは“夕べの祈り”。この“祈りのモティーフ”が序曲の一番初めだったのね、と気づく方もいらっしゃったかな。可愛らしいメルヘンな世界を見せてくれる歌が長く続きます。


朝を告げるのは露の精。小鳥たちも歌い始めて。眠りの精でもシュッだかシーッという擬声語の語感に耳が惹きつけられる。

クリン クラン→鐘が鳴るような!
ティレリレリ〜→目覚ましみたい!
キッケリキー→え?これコケコッコーなの??

国が違ってもうんうん!と思うものと、不思議?と思うものと。

ピアノ部だけで合わせて、よーし!と思ってたところも歌が入るとバランスが違ったり、つい耳が持っていかれて(歌を聴きすぎてしまって・・・)落ちる、、、けど誰かが演奏を続けているので落ちてないフリして復帰する(笑)そう、音楽は続いている。

合わせをしていて、とっても有難かった松元さんの特技。なんと全てのページ数覚えているっていう☆☆☆きら星3つです!細部の練習をする時にも
「えーと、キッケリキ・・・どこだっけ?」
「110ページです!」と笑顔で返してくれて。もう自分で考える気なし。全印刷して179ページ。もしかして電話番号とか全部覚えていたりする人かしら、、、今度聞いてみよう。


〜つづく〜 あれれ、また脱線してる。。。

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