違うから面白い

今日は私たち夫婦の話。

私たち夫婦は、似てるところもあるけれども、根本的な考え方が全然違う。

夫は現実的思考(基本疑ってかかってるらしい。笑)
私は精神的思考(スピリチュアル、見えない世界大好き。)

そんな２人の会話は噛み合うようで噛み合わないことが多い。
そしてそれを楽しんでいる。

この間も面白いなと感じたことがあった。

＊

願いが叶った時の話をしようということになって（というか私が勝手に話しだしたのだが）大学に受かったときのエピソードをした。

私も夫も大学受験は推薦で小論文と面接。ここは共通点。

私は偏差値でいうと正直ぜんぜん足りてなくて、模試の判定もいつもDとかＥだった。

その大学に受かるために、とにかく小論文と面接の練習をしまくった！！

あと、もう一つ毎日やっていたことがある。

それは、ノートに「〇〇大学に受かりました。ありがとうございます。」と書くこと。

当時、引き寄せの法則が流行っていて、スピリチュアル好きな母の影響もあり、気がついたら引き寄せの法則の本を手にしていたのだ。

母にもらったのか、自分で買ったのかは覚えていないが、本に書かれていた通りに「完了形+感謝の言葉」を毎日毎日書いていた。

そして、未来を信じて、行きたい大学に通っている自分を妄想しながら必死で勉強して、お願いして、過ごしていた。

結果ありがたいことに合格することができた。

「やっぱり見えない世界の力ってあるんだね〜。」

と夫に話したのだが、、

夫はあっさりとこう言った。

「それってただ、合格ラインに能力が達したからってだけの話じゃない？
努力もしてないのにお願いばっかりしてても受かるわけないしさ。　

仮に努力せず神様にお願いしただけで受かったのだとしたら、その人はもともと合格ラインを越える能力を持っていただけ」

はーん、なるほど！私も負けじと言い返す。

「確かに行動をすることは大事だし、私もすごく努力はしたけど、毎日毎日お願いしたから天が味方してくれたと私は思ってるよ。
だってよくある話だけど、試験当日出てきた問題が直前に練習してた問題だったんだよ？
おかげで何も悩むことなく、スラスラスラ〜って文章が書けたのよ！」

夫のターン。

「だからそれも試験に向けて努力したからでしょ。ちゃんと努力してたから、あ、これはやったことある問題だーって言えるわけよ」

ぐぬぬ。

てな感じで、別に言い争っているわけじゃないし、この話に勝ち負けをつけたいわけでもなかった。

ケンカしてるように見えるかもしれないが、私はこうやって日々の会話を楽しんでいる。

考え方が違うから、1つの話でもいろんな見方ができる。
自分にはない考え方を知ることができる。それが面白い。

私の学生時代の友達はどっちかって言うとほわほわ系が多い。

占いとか都市伝説とか大好きで、「こうなったらいいよね。あーなったら面白いよね。あの世界はどうなっているんだろう…」って言う話でいつも盛り上がってた。

それはそれですごく楽しかったのだが、その世界だけだとやっぱり考え方が偏る。


だから違う視点からバッサリ切られるのはすごく面白い。

それに夫の良いところは絶対に人を否定しないところ。
いや、否定されてるのかもしれないけど私は否定されたと感じていない。

それは夫婦だからなのか、相手を信頼しているからなのか。

苦手な人から言われたらこの人嫌だなぁ合わないなぁって思っちゃいそうなのだが、、

だから、どんな相手とも同じようにお互いの考え方を認め合っていけたらいいなって思う。


違うから面白い！ということで今日はおしまい。

最後までお読みいただきありがとうございました。