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あなたにとって牛乳とは?

私にとって牛乳とは、給食に必ず出てくるもの。
どちらかというと、飲みたくて飲むというより、「飲まなければならないもの」だった。

牛乳が嫌いなわけではなかったのだが、単体で飲むのはどうも苦手で…
給食ではいつも一番最初に飲みきってから、おかず、ごはんを食べていた。

放っておくとぬるくなってしまう。ぬるい牛乳ってなんだか口の中にもったり残る感じがして嫌だった。


それが、ここ半年でがらりと変わった。


妊娠し、つわりが始まった時にそれまで大好きだった珈琲が全然飲めなくなって。
最初はノンカフェインのものを楽しんでたのに、それも無理に。

においすら受け付けなくなって、当時は夫に「珈琲を淹れるときは事前にお知らせして!!」と頼んで珈琲を淹れている間、部屋から珈琲のにおいが消えるまでは別室にこもって過ごすほどだった。

そんな時、なぜか牛乳なら飲めることが発覚!
季節が夏だったこともあり、冷たい牛乳がすごく美味しく感じて。

それまで牛乳は、料理に使いたい時にわざわざ買ってくる存在だったのが、その頃から常に冷蔵庫にある存在に。

この話を職場でしたら、
「えーっ!牛乳って毎朝飲むものだと思ってた!」
と驚かれ、なるほど、牛乳一つとっても、家庭によって当たり前が違うのね、面白いなぁと思った。

季節も秋から冬に向かい始めて、今はホットミルクがおいしい季節。

毎朝、そしてちょこっと小腹がすいたときに、あたためて飲むとホッとする。
便秘対策にオリゴ糖を入れているのだが、そうすると甘くておいしいおやつにもなる。


ちなみに余談。
牛乳は夏より冬の方が濃厚らしい。

『毎日牛乳』さんに工場見学へ行った際教わったのだ。

「牛さんも人と一緒で夏はバテちゃうからね。
暑くて痩せると、脂肪分が減るから薄くなるの。

でもね、冬は脂肪分が増える分、濃厚になるんだよ。」

って。

だから、これからの季節、濃いぃ牛乳を楽しめるんだな。楽しみだ。


今考えると、牛乳を毎日飲みたくなるよう変えてくれたのは、お腹の子なのかもしれない。

利尿作用のある珈琲じゃなくて(妊娠中は水分補給めちゃ大事らしいので)、カルシウムをしっかりとってほしい!て思ったのかも。


新しいわたしを教えてくれて、ありがとう。

ではまた。

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