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プロフィール

初めまして、茶助と申します。
noteを始めて随分経ちますが、改めて自己紹介をしたいと思います。

この記事では、

・周りの意見ばかり気にして人生の選択をしてきた20年間。
・「楽して稼ぐために」ネットビジネスに手を出して大火傷した話。
・お金を失ったことで気づけた「自分が本当にしたかったこと」。

など、今までの人生で起きた出来事を交えてお伝えしていきます。

読んでくださった方が、
「私もまだまだ人生これからだ!一緒に頑張りたい!」
と思っていただけるように、
情けない話もこの際さらけ出しますね。

では、少し長くなりますが、よかったらお付き合いください。

***

今の私を簡単に自己紹介

現在、私は20代後半で、
小学生の放課後を支える仕事をしています。

「学童」という言葉の方がイメージしやすいと思います。


学校が終わった子どもたちが遊びに来て、
好きなことをしたり、
職員が用意した企画に参加したりします。


毎日学校でいろんなことがある子どもたち。

笑顔で入室する子もいれば、
泣きながら、
怒りながら入室してくる子もいます。

子どもと関わるときは、
「家や学校ではどんなふうに過ごしているんだろう?」
と、背景を想像することを意識しています。


放課後の時間を一緒に喜び、一緒に悲しみ、一緒に笑い…
最後は笑顔で家に帰ってほしい。


怒りやイライラをぶつけられると、こちらも人間ですから、
傷つくこともあります。


でも、そんな時こそ、一緒に悩み、考えて、乗り越えていきたい。


だから、どの子に対しても、
どんな状況であっても、
一瞬一瞬を真剣に向き合い、関わっています。


学校、家、放課後と、場所は違っても、

「一人ひとりの良さを見つけ、伸ばすこと」

が教育の本質だと私は考えています。

でも、こんな風に本心で、
熱い思いをもって話せるようになるのに、
私は5年かかりました。


***

周りの意見ばかり気にして、いい子を演じてきた20年間。

私はもともと目立ちたがり屋の女の子でした。

学級委員長、クラブ長、応援団長など、
とにかく人の前に立ちたい小学生でした。

人をまとめたい、というより、
何かの代表に選ばれることで
家族や周りの人から褒められたかったのだと思います。


中学生になり、
だんだん周りが見えてくるようになると、
途端に人の目が怖くなり、
目立たないように過ごすようになりました。


周りの人に良く思われたい、
褒められたいという気持ちが強かった私は、
「周りからどう思われているのか」
を常に気にするようになりました。


その結果、何か物事を決めるときは
多数の意見や親、先生の意見
に合わせる人間になってしまったのです。


そうして周りの意見に流されるようにして
高校、大学へと進んだ私は、
大学卒業後、小学校の先生になりました。


小さい頃から小学校教師を目指していたわけではありませんが、
子どもが好きという理由で教育学部に入った私は、
他に選択肢を見つけることができませんでした。

私の通っていた大学は教育学部のみ独立したキャンパスで、
4回生になるとほぼ全員が教員採用試験を受けます。

そして、合否にかかわらず、大学卒業後は
学校で「先生として働くのが普通」だとされていました。


その中で、人と違うことをしたいとは思わず、
流されるように先生になったのでした。

と、ここまで読まれた方は

「おいおい、
日本の未来を担う子どもたちを教育する立場の人間になるのに、
そんな気持ちで先生になったのか。」

と思われたかもしれませんね。


一つだけお伝えしておくと、
たしかに周りの空気に流されて教員の道を選びました。

でも、「子どもが好き」という気持ちに嘘はありませんでした。

子どものキラキラした笑顔、
一生懸命考える姿が好きで、
「できた!やったね!」と一緒に喜べることは
とても幸せなことです。


だから、小学校の先生として社会に出た以上、
責任をもって仕事は頑張りたい!

気持ちを新たにスタートしました。

***

先生を辞めたら楽になれると思ったのに


小学校教員として働き始めた私は、
想像以上の忙しさに心を失っていました。

慣れないことばかりで、うまくいかないのは仕方ありません。

しかし当時は、それを全て周りのせいにして、

「この仕事はブラックだ!
自分の時間が全然ない!
先生同士の人間関係に気を遣うのも疲れる!!」

と、文句ばかり言っていました。


心配してくれている親にも

「こんなの一生続けられる仕事じゃない。いつか辞める。」

と、イライラをぶつける毎日でした。


子どもへの思いよりも、
仕事を辞めたい気持ち、
忙しさから逃れたい気持ちが強くなっていきました。


そんな時、当時お付き合いしていた彼から転勤の話が出ます。

「彼についていくことを口実に仕事を辞めよう。」

あっさり退職を決意し、彼の転勤先に引っ越しました。

今考えたら、
育ててくださった学校の先生方や子どもたち、
家族、そして彼に失礼なことをしたと思います。

彼についていく…なんて言っても、
結婚を申し込まれたわけではありません。


「先生を辞めたら楽になれる!」

と思い込んでいた私は、
この時ばかりは周りの意見よりも自分の思うがままに、
後先考えずに行動できたのでした。

***

「楽して稼げる」!道を逸れて大失敗。


学校の先生を辞めてからしばらくは、
貯金を崩して生活するようになりました。

今までの忙しさから解放されたことが嬉しくて、

しばらく働きたくな~い!

と思って過ごしていたので、どんどんお金が減っていきました。

お金を稼ぎたいけれど、あくせく働くのは嫌。

そんな気持ちで

「稼ぐ 楽」

と検索して見つけたのが
「インターネットビジネスの世界」でした。


パソコン一つで仕事をして、海外を旅する。

そういう生き方をしている人が、キラキラと輝いて見えました。

「私もお金を自由に使えるようになりたい!フランスに移住して、優雅な毎日を送るんだ。」

朝早く起きて、エッフェル塔の周りを散歩し、近くのカフェでコーヒーを片手に読書をする…

そんな未来を想像しながら始めたのが物販ビジネス(海外サイトから商品を安く仕入れて、Amazonなどで販売する)でした。

「楽して稼ぎたい」
「面倒なことは避けたい」 

そんなことばかり考えていた私にぴったりのビジネスに出会いました。

それが、あるシステムを使ってビジネスを自動化する、というもの。

25万円でシステムを購入したものの、すぐに結果が出ないからと、途中でやめてしまいました。

「これよりもっと楽に、早く稼げるものはないか」

次に見つけたのは、またもやシステムを使ってのビジネス。

同じ失敗を繰り返さないために、今度はシステムについての説明会に参加しました。

しっかり説明を聞けばうまくいくと思ったのです。
 

しかしそこでの出会いは、
間違った道への歩みをさらに進めることになります。


「そんなに若いのにビジネスに挑戦するなんてすごいね!
 でも、実際やってみてどう?難しいでしょ?
 よかったら、僕のビジネスパートナーにならない?」

隣の席に座った男性から誘いを受けました。 

聞くと、FXや物販で既に結果を出しているとのことです。


私は商品を仕入れるためのお金を出すことと、
簡単な事務作業をするだけでいい。

それで、毎月決まった額を受け取れる、という話でした。

「この人にお任せしただけでお金が増えるなんてラッキー!」

もう、この頃は
「楽してお金が増やせたらなんでもいい」
と思っていました。

冷静な判断ができず、
言われるがままにお金をビジネスパートナーに渡しました。

初めはテンポよく連絡をとりあうことができ、約束通り、お金の振り込みもありました。

しかし半年後、その人とは音信不通となってしまいました。

もちろん、預けたお金は返ってきませんでした。


そうして、気がついたら、手元の貯金はゼロどころかマイナスになっていました。

お金、お金、とお金に目がくらんだ結果です。


もう、大切なものがなんなのか、わからなくなっていました。


「さすがにこのままではまずい」

と、目の前の生活のために、
毎月安定した収入を得られる仕事に就くことにしました。

***

「普通じゃなくていい」を教えてくれた場所


新しい職場での出会いや経験は、
私を光の世界へと導く転機の1つになりました。

私が選んだ仕事は、放課後等デイサービスです。

教育に関係する仕事はもうこりごり…
と思っていましたが、
求人サイトを見て自分の目を引くものはやっぱり、
教育に携わる仕事でした。


そこで出会った上司や子ども達が教えてくれた事、
それが「普通じゃなくていい」ということです。

そもそも普通って何でしょうか?

私がそれまで思っていた「普通」は、
「周りのみんなと同じことをすること」でした。


学生時代、ノートやファイルに名前を書く、
こんな簡単な作業すら、自分で考えてできませんでした。


周りを見て、
どこに、
どれくらいの大きさか、
確認してから書いていました。


そんな私ですから、
後先考えずに勢いだけで学校の先生を辞めて、
ネットビジネスに飛び込み借金までした自分に対して、

「とんでもなく“普通じゃない人”」

と、レッテルを貼り、勝手に苦しんでいました。


でも、新しい職場でこの話をした時に、
上司はこう話してくれました。


「茶助さんってすごく真面目なんだね~!
そんなこと、ぜんっぜん気にする必要ないよ。
私だって今まで色々やってきたよ~。

学校の先生もしてたけど、
違うことやりたくなって夜の仕事でがっつり稼いでたこともあるし~。

同じ場所にとどまるのが嫌で、引っ越しもいっぱいしてる。

で、今はたまたまこの仕事をしてるけどさ、また違うことするかもって思ってる。

自分の人生の主人公は自分!
周りがどうとか、そんなのどうでもいいよ!!」


太陽のように明るい笑顔でした。


その時、自分で「決めつけラベル」を貼っていただけだ、
と気づき、それらがさ〜っと剥がれていく、
清々しい感覚がしたのを今でも覚えています。


私のすることに対して、色々言う人もいましたが、
その言葉をどう受け止めるかは私自身なんだと思いました。


また、子ども達からも学んだことはたくさんありました。

私の働いていたデイサービスには、
様々な課題を抱えている子が来ていました。


中には学校に行きづらい子もいましたが、

その子たちが好きな事に夢中に取り組む姿、
できることが増えていく様子を見て、

「学校へ行くのが当たり前」という考えが変わりました。

学校とは違う場所で、
その子の良さを伸ばすことが出来るなら
学校へ行かなくてもいいんじゃないかな、
と思えるようになりました。


それを教えてくれたAちゃんの話をします。

学校の勉強や人と関わることは苦手だけど、
絵を描くことが大好きだったAちゃん。


Aちゃんは、来る日も来る日も、
パソコンのペイントを使ってイラストを描いていました。

はじめは口数が少なく、
友達ともほとんど会話をせず過ごしていました。


誰かが近づこうとすると、耳をふさいで

「私のテリトリーに入ってこないで!」

と言っているかのような反応を示していました。


そんなAちゃんに対して、私たちスタッフは、
Aちゃんの描くイラストを通じてコミュニケーションを図りました。


「この子はなんていう名前なの?」
「何歳くらいかなぁ?」
「隣にいる子はお友達?」

イラストを通じてのコミュニケーション。

これを続けていくうちに、
Aちゃんが自分からスタッフや友達に
話しかけてくれるようになっていったのです。


近づかないで!と拒否反応を示していた子が、
自ら友達に近づき、

「名前は?」「何歳?」「何人家族?」

と、質問をするのが大好きな子になりました。 

初対面の人にまで、いきなり質問をするくらい、
Aちゃんは人と関わることが好きになりました。
 

こうして、新しい職場での出会いや経験を通して、

「周りがどう思うかより、自分がどう思うかを大切にしよう」

と思えるようになりました。

 
この頃から、自分の人生に対して諦めかけていた私は、

「このままではだめだ。
もっと、人生をよりよく生きていきたい。」

と、光を求めるようになり始めたのでした。


***

柔らかい光が、私を次の世界へ導いてくれた


ネットビジネスの甘い誘惑に負けて、
(ネットビジネスを否定しているわけではありません!
私のやり方、気持ちの持ちようが悪かったのです)

人に騙され、お金を失った私が、回復できたのはなぜか。


それは、たまたま見つけたブログをきっかけに出会った恩師のおかげでした。


佐藤想一郎さんという方です。

実は、想一郎さんには学校教員時代からお世話になっていました。


「日々の忙しさからなんとかして抜け出したい。」
「この生き方は私らしくない。もっとより良く生きていきたい。」

そう思ってたどり着いたブログが、高橋久美さんの「GLOBO」でした。


久美さんのブログをきっかけに
想一郎さんのメルマガ「奇跡の扉」を読み始めました。

 
どれだけ仕事で辛いことがあっても、
メールが届くたび前向きな気持ちになることができました。


でも、想一郎さんのメールを返信する時の私は
“いい子”を演じていました。

口先では

「勉強になります!教わったことを、さっそく実践します!」

と調子のいいことを言いながらも、

実際には行動に移せていなかったり、
続けることができなかったり、、、


心の奥深いところで、
自分の未来を信じることができていませんでした。


当時の私は飲んだらすぐ効く、
魔法の薬のようなものを求めていたのでしょう。


「やってみたけど、現実は変わらないじゃない。」

と、目の前に起こる出来事に一喜一憂してもがく日々でした。


だから、想一郎さんのメルマガを読んでいたにもかかわらず、
私は一時的に道を逸れてしまったのです。


でも、ネットビジネスで失敗し、
それまで一番大事だと思っていたお金を失ったことで、
ようやく目を覚ますことができました。

私がどんな状況でも、想一郎さんはいつも
温かく柔らかい光のような空気を
メールに乗せて届けてくださいました。

そして、
「これでダメだったらもう終わりにしよう。これにかけよう。」
そんな思いで、
想一郎さん主催の「DIMENSION CODE」という講座に
参加したのです。


そこで学んだことは、
日々の生活の仕方、意識するポイントなど
日常すぐに実践できることばかりでした。


まずは生活している場(家)を整えることから始めましょう、
と学んで断捨離を始めたり、

大事に育てられた食材を取り入れることで、
体も心も元気になると教わり、
調味料を変えてみたりしました。


笑顔でいるだけで元気になる。
と聞いた日は、

「今日は、笑顔でいること、
笑顔が難しければ口角をちょっと上に上げて過ごしてみよう。」

と意識して過ごしてみたりもしました。



こちらで想一郎さんのメルマガ
「奇跡の扉」を読むことができます。(登録は無料です)


今では、ネットビジネスの世界に迷い込み大失敗したことも、
意味があったと捉えています。

人に裏切られ、お金を失い、
この先どうしたいかわからなくなったおかげで、

「人生を変えたい!」と心から思えるようになったからです。


想一郎さんや、想一郎さんを通じて出会った仲間を心から信じよう。
教わったことを素直に実践しよう。

そう本心で思えた頃から、一気に人生が進み始めました。


具体的に少しお話しますと、

お金も失ってボロボロになりかけていたタイミングで、彼との結婚が決まり、今までと全然違う土地に引っ越してきたこと。

引っ越し先でたまたま出会った職場が今の仕事、放課後をゴールデンタイムにするための仕事です。

今の職場で、学校や放課後等デイサービスとは違う、
新しい教育現場を知り、

「これこそ、私がしたかったことかもしれない!!」

と思えるようになりました。

学校は授業の中で学び、経験することがほとんどですが、

放課後は遊びや様々な活動(企画や継続的に学べる習い事のようなもの)を通して成長することができます。

学校のように、
「授業を進めなければならない」というしがらみはなく、
のびのびと子どもと関わることができています。

 
これまで「子どもに○○をさせなければならない」
と義務感だけで授業をしていた時とは違い、

子どもの自由な発想や、
大人の「楽しそう!やってみよう!」を
かたちにすることができるのも、
放課後の面白いところです。

まだまだ経験が浅く、 
子どもとの関わり方に悩むこともありますが、
毎日子どもから教わることばかりです。
 

これからも、日々の関わりを学びに変えて、
子どもたちの笑顔のために、
私にできることを精一杯やっていきたいと思っています。


***

私もまだまだこれからです。

ゆっくりでも大丈夫。
それぞれのペースで、一緒に前に進んでいけたら嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


追記:今はこちらのサイトで時々記事を書かせていただいています。


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