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東京マラソンを沿道で彩ったフラッグをアップサイクルしたバッグの製作裏話♪

こんにちは!
東京マラソン財団のよっしーです😊
まゆゆ待ちのみなさま、すみません!笑
 
最近は朝晩のからっとした空気に少しずつ
秋🍂を感じ始めました。
過ごしやすい気候になり、お出かけも増える
季節ではないでしょうか?
 
ちょっとしたお出かけや、アウトドア、スポーツ
にもピッタリな東京マラソン2021(2022年3月開催)
フラッグのアップサイクルバッグが完成しました!
 
今回はこのアップサイクルバッグの製作裏話を
ご紹介していきます。
 
東京マラソンを走ったことのある方、
ボランティアで参加された方、
たまたま通りかかった方、
街灯に飾られたフラッグを目にされたことは
ありますか?😊

大会を盛り上げるため、
スタートエリア・銀座・丸の内仲通り・行幸通りに
掲出させていただいています。
 
今年は2022年に“東京マラソン2021”フラッグが
掲出されていたため、SNSでは「間違い???」
なんてすこしザワザワしていたのですが、
念のためご説明しておくと、
東京マラソン2021は延期となり、
2022年3月に“東京マラソン2021”として実施したので、
今回のフラッグは最新でありながら
東京マラソン2021のフラッグです!
日付は2022年3月6日と正しい日付が書かれています!
ある意味レアな気が、、、✨
 
東京マラソン2019より以前は大会が終わったら
廃棄していましたが、
東京マラソンで出来るサステナビリティへの
取り組みの一つとして、東京マラソン2019から
このフラッグのアップサイクルを実施し、
収益の一部を寄付するという取り組みを行っています。
 
実は、、、東京マラソンのサステナビリティに
関する取り組みのひとつで、
他にもいろいろ取り組んでいますので、
良かったら覗いてみてください。

👉東京マラソンのサステナビリティの取り組み紹介
詳細はこちら

アップサイクルバッグの話に戻りたいと思いますが、
このバッグがどこで作られているかというと、、、
 
特定非営利活動法人日本セルプセンターからの
ご紹介で一般社団法人 レダクラフトという、
就労継続支援A型事業所にお願いしています。
 
“就労継続支援A型事業所”について、
耳にされたことはありますか?
就労継続支援A型事業所とは一般企業に雇用されることが
困難であって、雇用契約に基づく就労が可能である者
に対して、雇用契約の締結等による就労の機会の提供
及び生産活動の機会の提供を行う事業所、とされています。
 
後ほど、詳しくご紹介していきます!
 
今回はレダクラフトさんへお邪魔して、
製作の様子や工夫について伺ってきましたので、
アップサイクルバッグがどのようにしてできているか、
知っていただければ嬉しいです。
 
 ●フラッグアップサイクルができるまで

①   フラッグを集約してレダクラフトさんへ送付
②    商品企画、サンプル作成
③    商品決定
④    製作・販売

①    フラッグを集約してレダクラフトさんへ送付
 実は、
この最初の業務もヒヤヒヤしながら行っています。
大会開催後の撤収作業はスピードとの勝負で、
どうしてもドタバタしているのですが、
たくさんの備品と一緒に、
このフラッグも倉庫に一度戻ります。
 
後から送る作業が発生するため、
発送時の分類作業も想定して回収を行い、
後日、改めて内容確認したのち、
レダクラフトさんへお送りします。
 
広い範囲で同時に回収作業が行われるため、
すべてを自分の目で見て追いかけることができません。
 
無事にわかるように回収してくれているかな、
なんて少しだけヒヤヒヤしています。苦笑
現場のスタッフを信用してお願いしています!
 
②    商品企画、サンプル作成
 今年の商品を何にするか、
素材の特性を活かした商品企画を心がけています。
毎年、新商品にチャレンジすることと、
前回から改良すべく企画しています!
サンプルをいくつか作っていただいてから
商品を決定します。
 
アジャスターやファスナーの取り付けについても
どこにファスナーがあると使いやすいか、
紐の長さなど、何度も相談しながら進め、
フラッグにはハトメなどの金具がついていたりするので、
その部分は避けたりしながら製作できるか、
かつ、なるべく捨てる部分を減らすよう、
無駄が出ない形でデザインいただいています。

③    商品決定
 改良や相談を重ねたサンプルを確認して、
商品を決定していきます。
 
今年のポイント
1、サコッシュの紐に調整機能がつきました!
2、小物の導入!
3、トートバッグの紐の長さにこだわりました!
肩にかけずに手持ちしたときに地面に擦らない
長さにしました。
持ってもらいやすい長さに仕上がっていると思います。
 
そして、もうひとつ、
今年の持ち手は黒と青です。
青なのには単なる好みではなく、
理由があります!
 
毎年、
東京マラソンには大会カラーがあることは
ご存知でしょうか?
Colors of Tenと称して、
40色の線で構成される東京マラソンのロゴから、
それぞれの色が主役になれることを表現するために、
毎年、キーカラーを設定しています。
ライフステージが大きく変わる10年間を
ひとつの単位としています。
 
東京マラソン2021の大会カラーは青でした!

アップサイクルバッグも
その年の特徴が出るように企画しています。
 
④    製作・販売
 
サンプルで作る商品が決まったら、
製作に移ります。
今回初めてトートバッグが出来上がる工程を、
実際に見学させていただきました!

驚くほど手際よく、生地のカットにしても
線の上をズレることなく鋏を入れておられて、
さすがプロのお仕事でした✨
1枚のフラッグがバッグになっていく工程を
この目で拝見できて、感動しました。
 
先ほども少し触れたように、
こちらは就労継続支援A型事業所ということで、
仕上がりを3年間見てきても
一般企業との差は全く感じないのですが、
異なる点があるとすればどのようなところなのか、
代表理事である我妻様に伺いました。
 

持っている障がいによって、
ミシン、裁断、絵を描くことなどの得意分野がある一方で、
不得意な分野もあるため、
ひとりひとりとじっくり向き合って、
能力に合った業務を任せる。
この作業を一般企業よりは時間をかけて丁寧に
行っているとのことでした。
また、スタッフと呼ばれる方が
丁寧に業務を管理しているため、その方の人柄にも
助けられているとのこと。
誰とも分け隔てなく、根気強く業務を教えられる方が
いてくれてこそ、とおっしゃっていました。
 
また、作り手であるメンバーの皆さん自身が
縫製や裁断に関わった商品を
街で見かけることもあり、
「バッグを持っている人を見た!」と
喜んでくれていることもあるとか。
 
作り手であるメンバーの皆さんにも、
そういったことで少しでも社会とのつながりを
感じてもらえる機会になれば、とのことでした。

以前購入いただいた方も、
今年の商品をみて便利そう、カワイイ、
なんて思っていただいた方も、
今回の記事を通して、
製作してくださっている作り手の皆さんのこと、
東京マラソンのサステナビリティへの取り組みを
知っていただき
すこーしでも愛着を持っていただけたら、と
願っております✨
 
こちらのアップサイクルバッグは
2022年9月23日(金・祝) 10:00~販売スタートします。
ラインナップはこちらでご確認ください。
※一部商品は完売しております。ご了承ください。(9月27日追記)


へえー、そうなんだ!
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▼認定特定非営利活動法人日本セルプセンター

▼一般社団法人レダクラフト


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