見出し画像

ダブルスタンダードのバランス

新年おめでとうございます。
今年初投稿は日々闘う、養う、ダブルスタンダードについて書きます。

Think Global, Act Locally

多くの人が聞いたことがあると思います。
耳障りのよい言葉であり、実際自分が社会に出る前までは多用していましたが、
会社員として勤めていく中でどうも難しい表現だなと感じることが多いです。
これは読み解くと、ダブルスタンダード・2つの規範であると考えます。

一会社員の筆者の中でのダブルスタンダードは均一化されたグローバルスタンダードと日本で商売を行う上でのローカルスタンダードです。
スタンダードが2つあるということは、バランスがとれれば、働く基軸が2つできる、2つの規範が使える、これは会社員として、とても強みになります。
しかし、2つの規範は常に共存しているようで相反するものであります。
時として、グローバルスタンダードを日本法人に一方的に強いる場合があります。
その場合、日本法人に勤め、日本企業を相手に商売を行い、日系企業と競合する際、この上ない不利になることが多いです。なぜなら一つの理由として、日本企業が戦後高度経済成長から成長してきた背景に築いてきた日本スタンダードが一種の参入障壁になっており、グローバルスタンダードとしての評価以上にグローバルスタンダードが前提条件下で、どこまで日本スタンダードに沿えるかが評価されるからだと思います。そして、残念ながらローカルスタンダードを本社に認めさせることは容易ではないのです。

筆者が日々直面しているスタンダードを理解すると下記になります。

グローバルスタンダードは平等であり、ローカルスタンダードは信頼
グローバルスタンダードはロジカルであり、合理的
ローカルスタンダードはエシカルであり、共存共栄

前途のとおり、ダブルスタンダード、うまくバランスとれると非常に有利です。
特に外資系に勤めている会社員はこのバランスが取れた時、いい仕事ができます。

バランスをとるというのは、それぞれの特徴をとらえ、理解し、どちらのスタンダードの立場でも常にぶれないようにその間で生きることです。
注意しなければならないのは、常にロジカルでエシカルでなければならず、二枚舌にならないようにすることです。単に調子のよい人になります。

ダブルスタンダードはどんな人にも存在すると思います。

例えば、仕事とプライベート。
バランスをとるのが簡単ではないことなんかはよい対象です。
そして、これからは本業と副業のバランスなんかも世の中のダブルスタンダード化し、そのバランスを今まで以上に求められると思います。
ただ、ダブルスタンダードの中では苦難も多い分成長でき、なにより働いて生きてるのが楽しいと達成感と充実感を得られます。

あなたにとってのダブルスタンダードはどんなことがありますか?
そのダブルスタンダード、ぜひ聞かせてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?