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発達障害に悩んだ日々も

小2の息子は発達障害である。

自閉症スペクトラムである。
発達障害と診断されたのは4歳の頃。
当時の心境を綴っているのはこちら。

あれから4年の月日が経った。

ここ最近、
やはりどこか風変わりではあるけれど、
息子の良さが溢れ出ている気がする。

感じたことを伝えたり文字にするのは苦手だし
声の調節も下手くそだし、音痴だし、
ダンスが笑えるくらい下手くそだし、
ゴミをゴミ箱に捨てないし、
食べ散らかしもひどい。
極端に怖がりなところもある。

それでも、本当に優しい子に育っている。
所属しているサッカーの体験にきた
緊張している子に一番に絶対声をかける。
公園で迷子になっている女の子をみかけずっと一緒にいてあげる。
こけて泣いている同級生のお友達の荷物を持って家まで行ってあげる。
言葉数が少ない内気なサッカーチームメイトに
誰よりも一番に声をかけに行く。

空気の読みづらい息子が、
人の気持ちを汲み取りにくい息子が、
緊張しているだろうから、、、
悲しいし不安だろうから、、、
喜ぶだろうから、、、
想像してそれを行動であらわしている。

サッカーのママさんたちにも、
息子くんはムードメーカーだし本当にやさしいんだ。
っていろいろ私の知らないエピソードを聞かせてもらう度に、心の底から嬉しくて誇らしい気持ちになる。

母として、自信を失った日々も
定型発達の子と比べては凹んだ日々もあった。
もちろんこれからもこういった感情は出てくるだろう。

それでも母としてできることは
どんなあなたも大好きで愛しているということをあらゆる手段で伝えていくこと。
あなたの心の優しさを守ること。

子育ての根底は意外とシンプルなのかもしれない。

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