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鬱病と精神薬からの脱却 - 私の体験と回復への道のり

こんにちは、ICPS国際コーチング振興協会の髙田悦子です。今回は、私自身が経験した鬱病からの回復と精神薬からの離脱について、詳しくお話しします。この体験談が、同じような状況で苦しんでいる方々の希望になれば幸いです。

鬱病の症状と向き合う

私が鬱病を患っていた頃は、毎日が絶望と不安で満ちていました。起き上がることすら困難で、日常生活を送ることができない状態でした。そんな中で、私は以下のステップを踏んで回復への道を歩み始めました。

絶望感の解消

まず、「この状態が永遠に続くわけではない」という希望を見出すことから始めました。これは簡単なことではありませんでしたが、コーチングセッションを受けながら、少しずつ前を向くことができました。

未来への希望の構築

コーチングを受けることで、自分の人生に対する新しい視点を得ることができました。「こんな未来もあるかもしれない」と想像することで、少しずつ希望が芽生えてきました。

具体的な目標設定

希望が見えてきたら、次は具体的な目標を立てました。小さな目標から始め、達成感を積み重ねていくことで、自信を取り戻していきました。

精神薬からの離脱

症状が改善してきた頃、私は精神薬の離脱にチャレンジすることを決意しました。これは非常に慎重に行う必要がある過程でした。

禁断症状の理解

薬を減らしていく過程で、様々な禁断症状が現れました。私が経験した主な症状は以下の通りです:

  • 耳鳴り:高音や低音の不快な音が聞こえる

  • 視覚の変化:周りの植物が枯れたように見える、めまいがする

  • 味覚の変化:砂糖と塩の区別がつかなくなる

  • 触覚の変化:物の硬さがわからなくなる

  • 温度感覚の低下:熱いものか冷たいものかの判断が難しくなる

  • 記憶力の著しい低下:買い物リストを忘れる、車で来たことを忘れるなど

これらの症状が、鬱病そのものではなく薬の離脱によるものだと理解することが、非常に重要でした。この理解があったからこそ、不安に押しつぶされることなく、離脱のプロセスを続けることができました。

薬の減量方法

私が行った具体的な減量方法は以下の通りです:

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