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【ワンパブ・オープン社内報 vol.33】「エンタメに関わる仕事がしたい」熱い想いで夢を叶えた27歳マーケティング部のルーキー登場!

マーケティング部 BOOKマーケティング課 久保田 結衣

【ワンパブ・オープン社内報】は、ワン・パブリッシングで働く人を通して、会社・雑誌・メディアが今どのような新しいことにチャレンジしているかをお伝えしている連載です。今回取材したのは、昨年ワンパブに入社したマーケティング部の久保田結衣さん。待望の2号目発売が決定した担当誌『IYU(アイユー)』のお話や、仕事をするうえでターニングポイントとなった出来事、今後の目標などをたっぷり聞かせてもらいました。(所属や肩書は取材当時のものです)

【社員プロフィール】

久保田 結衣(くぼた ゆい)
「エンタメに携わる仕事がしたい」という夢を持ち、小売業界、保険業界での勤務を経て、2022年にワン・パブリッシングに入社。マーケティング部に所属し、『ムー』や『歴史群像』をはじめとする定期誌や、パソコン書、エンタメ系のムック、書籍刊行のために、編集部・書店・取次店他さまざまな相手と日々交渉を行い、販促活動を実践中。


20代コンビが手がけた『IYU』の2号目が発売決定!

―まずは、久保田さんが今携わっているお仕事内容について教えてください。
 
私はマーケティング部に所属しており、大きくわけて2つの業務を担当しています。一つはワンパブが発行している雑誌や書籍、ムックの販促活動。担当している定期誌は『ムー』と『歴史群像』、書籍ジャンルだとパソコン書、あとは『TVLIFE』や『mer』に関連したムックや書籍です。各編集部と常に情報を共有しながら取次会社と納品部数の交渉をしたり、全国の書店さんと連携してイベントや店頭での販促施策を企画したりといった業務がメインです。
 
もうひとつ、雑誌や書籍の社内システムへの商品情報登録をしたり、見本誌を手配したりといった業務も行っています。割合で言うと、定期誌やムック、書籍の販促業務が7で事務的な作業が3くらいです。
 
―ミステリーに歴史、パソコン、エンタメとかなり幅広いジャンルの媒体に携わっているのですね。今年発売になった『IYU(アイユー)』も担当されているとのことですが、近々第2号が発売になると聞きました。
 
はい、『IYU(アイユー)』は、「私が君を好きな理由」がテーマのグラビア誌です。俳優・アイドル・K-POPアーティストの撮りおろしインタビューが満載の一冊で、第1号は4月に発売になりました。その第2号目が9月25日に発売されることが決定、表紙はJO1の川尻蓮さんと河野純喜さんです。

通常版のほかに、先着限定特典カバーが2種類!

―先日表紙画像が解禁されたばかりですが、すでにX(旧Twitter)をはじめとしたSNSで話題ですね! 第1号のときも、表紙や誌面の感想などファンの方のツイートをたくさん目にしましたが、何か印象に残っている読者の反応やエピソードはありますか?
 
発売前から今日まで、日々X(旧Twitter)を覗いて媒体のエゴサーチをしているのですが、誌面やイベント含めて、『IYU』に関する批判的なツイートをひとつも見かけていないんですよ。ファンの皆様の期待に応えられたと言いますか、好意的に受け入れてもらえたんだなとすごく嬉しくなりました。
 
実は、『IYU』の企画立案をした編集担当と私は同年代で、お互いにエンタメが大好きなんです。K-POPもよく聴きます。なので、他媒体などを隈なくチェックして、こんな特典があるとファンの方に響くのでは! とか、いろいろとアイデアを出し合いました。
 
その施策のひとつとして、雑誌の発売と同時にタワーレコード渋谷店でパネル展を開催したんですが、これがすごくご好評をいただきました。私も発売日にお店に行ったのですが、ファンの方々が展示を夢中で見ている姿や、『IYU』を眺めながらお友達と楽しそうに語っている様子、本をレジに持って行く瞬間も目撃して、胸がいっぱいになりましたね!
 
―読者の方のリアルな反応を見ると、嬉しいですね!
 
はい! ただ、パネル展のようなイベントって、どうしても東京近郊で開催することが多く、関西をはじめ東京以外の地域にお住まいの方に見ていただけなかったことが気になっていたんです。そこで2号目では、東京に加えて大阪でもパネル展を開催することになりました! お近くの方は、ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

▶パネル展開催日程
タワーレコード渋谷店 9/26(火)~10/9(月)
タワーレコード梅田NU茶屋町店 9/25(月)~10/9(月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000608.000060318.html

夢は絶対に諦めない。そのために最適なルートを見定めて進んでいく

―久保田さんはワンパブに中途で入社されたとのことですが、どうしてこの会社を受けようと思ったのですか? 入社のきっかけを教えてください。
 
先ほども少しお話しましたが、私は昔から本当にエンタメが大好きなんです。いろいろなコンサートやライブに通ったり、演劇を観に行ったりすることはもちろん、中学高校の6年間、英語ミュージカルの部活に入って自分たちの手で台本や衣装を製作して、舞台を作り上げたりしていました。なので、エンタメに携わる仕事に就きたいなとずっと思っていたんですね。
 
新卒で入ったのは、メインの業務が小売業、加えてコンサートや演劇などのチケット事業を運営している会社でした。できればチケット事業部に行きたいと思っていたのですが、「行けたとしても10年から15年後になる」と上司から断言されまして……そうなると、ちょっと自分が思い描いているプランが変わってくるなと。
 
再度キャリアプランを練り直しまして、エンタメに携わる夢は持ちつつも、一旦営業職を経験してみたいと思って保険会社に転職しました。この先どんな職業に就いたとしても、必ず役立つと思ったので。そこで営業活動をしているうちに、マーケティング分野に興味が出てきたんです。

ただ、次のステップに進むにしても、まったくの未経験だと厳しいと思い、オンラインスクールでマーケティングの勉強もしながら転職先を探していたところ、ワンパブの募集を発見した……というわけです。
 
―3社目ということで少し遠回りしたようにも思えますが、その場所その場所でしっかり知識と経験を積み、結果的にはかなり短期間で「エンタメに携わる仕事に就く」という夢の実現に近づけたと感じました。久保田さんの努力の賜物ですね。ちなみに、ワンパブに入る前と入った後で、なにか会社の印象は変わりましたか?
 
入る前は、風通しが良くて、いろいろなことに挑戦できる会社だと思っていました。そしていざ入社し、マーケティング部に配属になったのですが……まさにイメージ通りでした!
 
まず、社長や役員の皆さんとの距離が近いですね。前職、前々職では、社長と顔を合わせたり、話をしたりするなんてほぼなかったので。そして何より、自分がやりたいこと、チャレンジしたいことを伝えられる、やらせてもらえる、任せてもらえる環境が本当にありがたいです。
 
入社して4か月くらいのときに、『mer』の購入者イベントを担当させてもらったんですが、それが私にとって大きなターニングポイントでした。まだ定期誌の流れもしっかり把握できてない頃で、ましてやイベントや特典の進行なんて未経験だったので不安も大きかったのですが、わからないなりに試行錯誤を重ねながら、先輩方に教えていただきながら、何とか形にすることができました。あの経験があったからこそ、今回の『IYU』の施策にも活きているのだと思います。

『IYU』をワンパブを代表する雑誌に育てていきたい

―ここからは、久保田さんご自身のお話も聞かせてください。得意なこと、苦手なことは何ですか?
 
一度興味を持ったことをとことん突き詰めるのが得意です。トレンドリサーチも常にやっています。あとは、誰かの悩み相談に乗ることでしょうか。学生時代も社会人になってからも、なぜか人から相談を受けることが多くて。前の会社では、上司からも相談を受けていました(笑)。
 
苦手なことは、無計画にダラダラ過ごすことですね。たとえば週末2日間休みだったとしたら、どちらか1日は外に出て何かしらしたいと思うタイプです。常に新しいことを知りたいし、情報を得たいと思っているので、何もせず一日家で過ごす日があると、休んでいる自分に罪悪感を抱いてしまうんですよ。だから、ライブなど予定をガンガン詰め込んじゃいます!
 
―ものすごいバイタリティですね! どんなライブに行かれるんですか?
 
アイドル系もバンド系も、とにかくジャンルは問わずです。フェスにも行きます!
 
―ライブレポが書けるくらいですね! では、仕事をしていて嬉しい、楽しいときと、大変なときをそれぞれ教えてください。
 
嬉しいときは、自分が関わった商品が実際に読者の方の手に届いていることを感じられたときでしょうか。イベントはもちろんですが、SNSなどで感想を見かけると感動します。

大変な瞬間は、担当誌の刷部数を決めるときですね。会社の売り上げにも関わってくるので、責任重大だと思って毎回緊張しています。入社して一年経ちますが、本当に難しいです。表紙や付録などで売れ行きが変わってくることは想定内ですが、天候不良など、こちらでは予想もつかない事態によっても売れ行きが左右されるので……。
 
しかも、たくさん刷って売れなかったのも良くないですが、もっと問題なのは、少なく刷りすぎて売り時を逃してしまうことなんですよね。今のところ、大きく部数を読み違えた経験はまだないですが、今後も気を引き締めていきたいと思います。

―最後に、今後の夢や目標を教えてください。
 
まずは、『IYU』を今後も継続して刊行できる商品にしたいです。いずれは「ワンパブといえば『IYU』だね」と言われるような雑誌にしてきたいですね。ファンの方から「『IYU』に私の推しが出てほしい!」と言ってもらいたいですし、タレントさんにも「『IYU』の表紙を飾りたい」と思ってもらえるような雑誌になれば嬉しいです。あとは、20代30代の若い世代に買ってもらえるような雑誌を手掛けてみたいし、料理書にも携わりたいと思っています。
 
プライベートでは、ニューヨークでブロードウェイミュージカルを生で観たいんです。30歳までには実現させたいです!
 
 
自分が何を大切にしたいか、夢を実現するためにはどんなことを意識し、何をすべきかを冷静に判断し、実行に移してきた久保田さん。仕事をする上で大切にしていることを訪ねると、「自分と異なる考えも一旦受け止め、その上で自分の意見を伝えること・相手やシーンによって、そのとき最適なコミュニケーションツールを選ぶこと・クイックレスポンス」の3点だと即答してくれました。彼女の熱意と判断力、行動力で、ワンパブのエンタメ誌がさらに盛り上がっていくことでしょう! 久保田さん、ありがとうございました!

IYU(アイユー)
Instagram ▶ https://www.instagram.com/iyu_official/
X(Twitter) ▶ https://twitter.com/iyu_official

(取材:水谷映美/撮影:我妻慶一)


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