「1本ペン立て職人」はじめました。 *ハンドメイド活動①
はじめまして、1本ペン立て職人の1penter(ワンペンター)です。
というコンセプトで「1本だけ」のペン立てをつくっています。駆け出しですが、わたしが1本ペン立て職人をはじめた小さな物語を書いてみました。ものづくりには物語が大切だと思っています。
きっかけ 1
ドイツの老舗フィギュアメーカーALFI社の紳士シリーズのペン立てです。いつも使うペンの置き場所にしていたのですが、使ったら必ずそこに戻すようにしていました。しばらくしてあることに気づきました。
モノに居場所があれば、探したりなくすことが減る実感を持ちました。なんだかすごく感動したんです。
ALFI社の紳士シリーズのペン立て
(帽子は別で買ったもの)
きっかけ 2
家のリフォームで見た、職人さんの素晴らしい仕事です。普段はパソコンの前でデジタルなデザインばかりしているのですが、キーボードで「Z」を押すだけでやり直しがいくらでもできる世界です。やり直しが手軽にできない職人さんの真剣勝負を見て思いました。
きっかけ 3
勤めている会社はどんどん脱属人化が進んでいます。休みやすいなどメリットは感じていますが、自分らしい成果について悩むことが多くなってきました。
企画・製作・販売・PR・発送・ファンづくり・・・とにかく一人でやってみてたくさんのチャレンジをしてどんどん共有していきたいです。
という3つのきっかけで「1本だけのペン立て」づくりが始まりました。
手探りの日々
ペンをデザインの一部にしたいと考えて、1作目はクジラになりました。クジラが潮を吹き上げるイメージです。まずは石粉粘土で試作品をつくりながらデザインを詰めていきました。何十年かぶりの粘土です。
全然イメージ通りにならず、
試作品がたくさん。。。
造形、素材、つくり方、送料を抑えられるサイズなど試行錯誤を重ねて合格点の作品ができました。まずは「自分が欲しいと思える」を合格点にしました。
2作目はヨットです。帆を下ろして停泊しているヨットのマストがペンに見えたので、それをモチーフにしました。
3作目は北欧・フィンランドへの想いを作品に込めたくて、フィンランドでみたカモメをモチーフにしました。
販売へ
ハンドメイドのため個体差がありますが、1つ1つ納得のいく作品になるよう思いを込めてつくっています。モノに居場所があるちょっとした感動を届けられたらと思います。
1本ペン立てのある暮らし、いかがでしょうか?
minne
Creema
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