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20210831 アイ・スクリーム・トッポ



テスカトリポカを買った。
ぶ厚すぎて手に取った時に笑ってしまった。
三センチくらいある。
直木賞取ったらしいので楽しみ。

ここ最近読んだのは、李琴峰の彼岸花が咲く島、小池真理子の恋、乙一の夏と花火と私の死体だ。

「彼岸花が咲く島」は芥川賞を受賞した作品らしい。
基本的に小説のストーリーとかを事前に調べないで読むから、読んだあとに「こういう話だったのか」って毎回思う。
今回は思ってた話と全然違っててちょっとびっくりした。
これまで読んできた話の中で一番雰囲気が優しい物語でそれにも衝撃を受けた。
ただ、こういう小説は私の記憶にあんまり残らない傾向にある、気がする。
ぐちゃぐちゃになった内情を吐露するような、登場人物が血反吐を吐きながら語っていくような、そういう描写の方が好みだからかもしれない。


「夏と花火と私の死体」は超有名な作品だが、これまで読んだことがなかった。
評判通りの面白さだった。
かなりあっさりとした文体で数時間で読み終わってしまった。
「優子」という短編も一緒に入っていて、それもラストが面白かったな。


三冊の中で一番読み応えがあったのは「恋」だった。
序盤から話がどんどん進んでいくので目が離せない。
華やかな中盤と打って変わった、後半の鬱々とした展開にはかなり心が踊った。
「私の男」もそうだったけど、暗い話の中に微笑ましいような幸せなシーンがあると本当に良い。
対比されて幸せなシーンがより美しく尊く感じられる。
やっぱりハッピーな話っていうのは暗い話がそばにあったほうが光る。
ただ「恋」は犯罪者である主人公の行動にあんまり納得出来なかった。
それに加えてラストがいい話風にまとめられていて釈然としない気持ちになった。
ただ、それはそれとして物語としては充分に面白くて、ドキドキハラハラと楽しめた。

私の住んでいるところは駅のすぐ近くに市立図書館があるので時々出かけついでに図書館に寄る。
今回は足澤るり子という人の書いた「展覧会をつくる」という本が面白そうだったので借りた。
図書館で借りると大体読み終わらないで返却日が来ちゃうんだよね。
今回は……果たして……。

今年の年明けに京アニの「氷菓」を観た。
京アニだけあって絵がかなり綺麗だった。
全部見終わった後に涼宮ハルヒの憂鬱を思い出した。
全然違うストーリーなんだけど、ふとした瞬間の校内の雰囲気とかそういうのが共通してた。
ハルヒもまた見直したいな。大好きでちょくちょく見直してる。劇場版が特に好きだ。
話がそれたけど、気になって原作を買ってあったけどまだ読んでなかったので、次は氷菓を読もうかな。
アニメとどんなところが違うのか楽しみだな。

可愛いコーナーです。


最近トッポをよく食べる。
顔が丸くなってきた。
丸くても元気です。

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