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人生の歩み方


年を重ね、大人と言われる年齢になったとしても、人生の歩み方を知っているとは限りません。

親や教師から、様々なことを見たり聞いたりするなかで、子どもは価値観の形成に多分な影響を受けます。

しかし、いくら人生の先輩である親や教師など、大人と呼ばれる人たちが良かれと思ってアドバイスをしたり援助したところで、当の本人が心から望むことは他の誰にも分からないものです。

愛を持って接することこそが、唯一にして最大の貢献であり、それはささやかで、温かく、それでいて広大な海のようなおおらかさを備えているものです。

そこには、エゴや恐怖などの存在が顔を見せるのではなく、どこまでも平穏で、そして無限のエネルギーに溢れた瞬間が存在するはずです。


繰り返しますが、人生の歩み方は誰からも教わることはできません。

その点で、人生は孤独なものだといえるでしょう。

同じ地球で、同じ時代を誰かとともに生きているのにも関わらず、それぞれは別々の人生を歩んでいるのです。

このパラドックスのなかで、どのように人生を歩むのかは自分で見つけなければならないのです。

誰も「この道を歩めば君は幸せに生きることができるよ」とは語ってくれないのです。

私たちにできることは、幸せそうに生きている人の姿を見て、その人の言葉や生き方から、何かしらのヒントを得ることだけです。

そこにあなたの人生の”答え”は存在しないのです。

他人の言葉や、生き様から得られるヒントをもとに、自ら”答え”を探るしかないのです。



人・本・旅。


自分の人生を振り返って、これらの3つのことが自分の人生に常に変化をもたらしてくれました。

ですが最近は人に会ったり、本を読んだり、旅をするだけでは不十分だと気付きました。

あくまで、これらの要素は、時空を超えた叡智や愛に触れる機会を増やすだけで、本当の始まりはあなたがそれらの要素に触れ、何を感じ、どうありたいかを考えることなのです。


自分にとっての幸せとは、何なのか。

自分にとっての成功とは、何なのか。

この人生を生きる目的や、理由は何なのか。


これらの”答え”はどこにも書かれていないし、誰からも教わることはできません。

自らの頭で考え、自らの心と魂で感じるしかないのです。

その感覚を研ぎ澄ますために、人に会い、本を読み、旅をするのです。

人と繋がり、言葉にし、自然と一体になるのです。


あなたの幸せとは何ですか?

あなたにとっての成功とは何ですか?

情報が溢れ、繋がりすぎてしまうこの世界で、改めてこの機会に胸に手をあててゆっくりと考えてみてほしいです。



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