忘れてはいけない。平和に関する本
・アンネの日記 アンネフランク
ユダヤ人だった彼女はナチスからの迫害を逃れ続けてきましたが、1944年ついにナチに連行され、壮絶な死を遂げます。この作品は異常な時代の中で、多感な思春期を過ごした少女の夢と悩みを綴った日記です。
以前から興味はあるものの、まだ一度も読んだことがないです。この本は人生で一回は読むべきなのではないかと考えております。
刊行年:2003年
刊行元:文藝春秋
定価:1,056円
・戦争日記 鉛筆1本で描いたウクライナのある家族の日々 オリガ・グレベンニク
まだ記憶に新しい、ロシアによるウクライナ侵攻。この戦争でも数多くの人が命を落とし、今だに帰りたくても返れない状況が続いています。地下室での避難生活が描かれており、ニュースだけでは、伝わらない現地の声が生々しく描かれているのではないかと考えております。
刊行年:2022年
刊行元:河出書房新社
定価:1,595円(税込)
・へいわとせんそう 谷川俊太郎
「戦争」や「平和」といった言葉。よく耳にするものの、漠然としたイメージしか思い浮かばない人もいるのではないかと思います。
この本は場所を見開きごとに比べて違いを伝えようとしているようです。漠然としたイメージだけの人は一度読んでみることをおすすめします。
刊行年:2019年
刊行元:ブロンズ新社
定価:1,320円
・字のないはがき 向田邦子
向田邦子さんのエッセイです。
太平洋戦争の真っ只中の、一般の家庭の様子が描かれております。私も、中学校の頃、国語で習った記憶があります。
学童疎開に行った妹が送ってくる手紙、大事にとっていた食べ物を「どうせしぬから」と食べようとする話など、その時代の壮絶な生活が鮮明に描かれています。
刊行年:2019年
刊行元:小学館
定価:1,650円(税込)
・ちいちゃんのかげおくり あまんきみこ
小学校の国語の教科書に載っていました。私も習った記憶があります。
空襲から逃げようとしますが、最終的には...。
こちらもとても壮絶な最後を迎えます。主人公はまだ幼い子どもだということもあり、本当に可哀そうだと当時も思いました。
刊行年:1982年
刊行元:あかね書房
定価:1,430円(税込)
ひとことメモ
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