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大切なものはそれですか?

こんにちは。
8millionsの阿部です。

前回の記事で、ブランドになれない人が陥りがちな勘違いの一つについて説明しました。

本日はその続き。

前回お伝えしたものがなぜ勘違いなのか?
どう修正すべきなのか?

という点について、僕の考えをお伝えします。


「ブランディング」において、一番大切なこと

「世間一般で言われているブランディング」の目的、つまり一番大切なこと。

それは前回の記事でもお伝えしたように

「効率的に売上を最大化する」

ということです。

そこにあるのは

「売上を上げることが唯一無二の目的である」というゴールに繋がる思考回路

であり、ビジネスにおけるマーケティング的思考パターンと言えます。


これを「ブランディングの目的」にすることが何故勘違いなのかを説明する前に、

「僕が考えるブランディングの目的」

についてお伝えします。


僕が考える「ブランディングにおける一番大切なこと」

世間一般のブランディングに対して、僕が考えるブランディングにおける目的、つまり一番大切にしていることは

「関わる存在すべての可能性を広げる」

ということです。

「可能性」とは、例えば

・提供者(売り手)の人生の豊かさ、例えば才能の発揮という可能性

・買い手(とその周りの人)の人生の豊かさ、例えば喜びや成長という可能性

・我々が生きるこの世界の豊かさ、例えば対立の緩和やより深い意味での平和の可能性

こういったものです。

そしてこれら全てを広げられるような活動をできる限り「全方位」から行うこと。

それが僕の言う「ブランディング」であり、そういう活動を設計し、構築していく営み全てが、僕の言う「ブランドデザイン」というものです。


「可能性」を大切にすることで得られるもの

この活動の結果、

1.ビジネスの成長
2.「販売側と購入側双方」の人間としての成長
3.世界のより善い方向への成長

を得ることが可能となります。

これらが得られると、どういう未来がやってくると思いますか?
それは

「幸福な人生」

という未来です。


「世間一般で言われているブランディング」で得られるもの

それに対して「世間一般で言われているブランディング」で得られるものは主に

1.ビジネスの成長(しかも一時的な)

これのみです。

そしてこれらによってやってくる未来は当然と言えば当然ですが

「ビジネスの成功(一時的な)」

という未来です。


「未来を 選べ」

映画「マトリックス」の1作目で、モーフィアスがネオに赤と青の錠剤を見せ、

・今まで生きてきた世界
・真実の世界

の選択を促すシーンがありました。

あなたが今どちらの世界にいるか僕には分かりません。
それにあなたの人生ですからどちらを選んでもいいと思います。

僕自身も過去は
「ビジネスの成功を目指す世界」
に生きていました。

ある程度の成果は出せましたが、苦しかった。

この時の話は機会があれば改めてさせて頂きますが、当時は本当に苦しかった。

あまり言うべきことではないのでしょうが、自殺すら考えました。

そしていくつかの理由から今は

「自身を含めた、関わる人の人生の幸福を目指す世界」

で生きています。

なぜなら、その方が納得できるから。
「自分の生きる道はこの道なんだ」と納得できるから。

いえ、そんな立派なものではないのかもしれません。
ただ単純に、楽しいから。
もしかしたらそれだけなのかもしれません。

自分の持っている能力を発揮し、
それが誰かの役に立ち、
自身と誰かの双方ともに豊かになれる。
物理的(ビジネスの成功)な豊かさは当然、そして精神的な豊かさも。

そういう世界で今、僕は生きています。


さあ、今こそ選んでみませんか?

ビジネスの成功「しか」得られない未来

ビジネスの成功も、自分や大切な人の成長も得られ、そして世界がより明るく楽しくなる未来

あなたはどちらを望みますか?

もしあなたが後者、つまり

「ビジネスの成功を目指す世界」

ではなく

「自身を含めた、関わる人の人生の幸福を目指す世界」

で生きると決めるのであれば、今後僕がお伝えする話は何かしらお役に立てると思います。

お楽しみに。


まとめ:で、結局何が勘違いなの?

ブランディングにおいて一番大切なものには2種類あって、それは

1.「効率的に売上を最大化する」

2.「関わる存在すべての可能性を広げる」

というものです。

そしてこれらは

1.「効率的に売上を最大化する」
→目指すものは「ビジネスの成功」

2.「関わる存在すべての可能性を広げる」
→目指すものは「自身を含めた、関わる人の人生の幸福」

という側面を持っています。

そして僕は、

1をブランディングの目的にするのは「勘違い」である。

と言っています。

その理由を説明しようと思うのですが・・・ちょっと文字数がw

あまり長すぎても読むのが大変でしょうし、続きは次回にさせてください。

それでは、また。
ここまでお読みくださいまして、ありがとうございました!


8millions 阿部 龍太

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