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それだと多分、うまくいかないですよ…

こんにちは。
8millionsの阿部です。


これまで約1000人くらいの方と対話させて頂いた中で、

「ブランドになれる人、なれない人」

の両者に違いがあるということが分かってきました。

もちろん僕の考えが唯一無二の真理であるとは欠片も思いません。

(というよりそもそも論としてこの世界に唯一解が準備されているともあまり思っていませんがまあそれはいいとして)

とはいえ、それなりの広さをそれなりに深く調査した結果ですので、これからブランディングを考えている方にとっては少しは参考になるのではないかと思います。


ちなみにその「違い」をひとことで言ってしまうのであれば

「ブランドになれない人」は「ある勘違い」をしている

ということになります。

ではどのような「勘違い」なのか?

今日はそのひとつをお伝えしましょう。


勘違いその1:「ブランディング」の目的

まず、そもそも論として

「ブランディングの目的とは何か?」

ということを誤解している人が少なくないようです。

これは「ブランドになれない人が陥りやすい勘違い」のひとつであり、しかも結構致命的なもの。

よってここに気づけない人は、かなりの確率で消えていきます。

例えば、とあるリサーチでこんなことが発覚しました。

某起業家育成塾で成功事例として喧伝されていた卒業生の企業が5年も経たないうちに全て消えてしまった。

この理由の一つには確実に「ブランディングの目的を勘違いしている」点があると思います。


さてここでひとつ、あなたに質問があります。

あなたは「ブランディングの目的」とは、何だと思っていますか?

ブランディングとは、何のためになされるべきなのでしょうか?

もしよければ、ここで少しお時間を取って頂いて、少し考えてみてください。


どうでしょうか?

どんなことでも結構ですので、ご自身なりの考えを持って頂けたら嬉しいです。

という訳で先に進みます。


世間一般で言われている「ブランディングの目的」

世間一般で言われている「ブランディングの目的」とは、突き詰めて言えば

「効率的に売上や利益をアップさせる」

というものです。


・ファンがつくから高額商品でも簡単に売れる。

・一時的なものではなく、継続して売上を上げられる。

・マーケティングやセールスの労力が軽くなる(もしくはゼロになる)


要は「マーケティング」や「セールス」といった

「ビジネス成功のためのテクニック」的なもの

の一つとして捉えられているということですね。


ビジネスの成功のためにブランディングを活用する。

間違っていると頭ごなしに否定するつもりはありません。

前回の記事で挙げた実績の多くで、僕もこの考えを応用して成果につなげています。


でも、それでは残念ながら・・・

ただし、です。

この

ビジネスの成功のためにブランディングを活用する。

というものを「ブランディングの目的」にしてしまうと、多くの場合「一時的な成功」つまりブランドではなくブームしか得られません。

上でちらっと出した「某起業塾の優秀な卒業生さん達」の事例などはまさに「ブランディングの目的」を履き違えてしまったことが理由の一つなのは間違いありません(なぜならその塾ではブランディングをビジネス成功のテクニックの一つとして”だけ”伝えていたからです)


ここまでお読みくださったあなたなら

つまり「ブランディングの本来の目的は別にある」ということなのかな?

と薄々気づいておられるのではないかと思います。

全くその通りで、勘違いしている人にはこの視点が欠けてしまっています。

では「ブランディングの本来の目的」とは何なのか?

それを次回お伝えしようと思います。

お付き合い下さいまして、ありがとうございました。


8millions 阿部 龍太


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