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④願いは叶えるためにあり、焼肉は奢るためにある。そして飲めない酒は頼むんじゃない

・注意

こちらの記事は自分が知り合いのラノベワナビ達と会ってきた記録をまとめたものになります。(今回で第四回、以前の記事はこちらを参照)
凄まじく公開の時期が遅れたため、短めになる予定です。
流石に二か月前のことはあんまり覚えてないのだ(敗北宣言)

・はじめに

こんにちは、にのまえあきらと言います。
エンタメの作家を目指してなんやかんややっております――といつもは挨拶していたのですが。

この度、第30回電撃小説大賞の選考委員奨励賞を受賞しまして、エンタメの作家となることが決まりました。すごい(他人事)。
おかげで受賞作の作業が色々とあり、今回のnoteも二か月遅れという脅威の遅延公開になりました。
受賞したことや創作歴なんかについては別の記事で書く予定なので、とりあえずここでは受賞したということだけ。

・受賞したならば、やることは一つ。


――――そう、焼肉である。

僕がワナビの頃からかれこれ四、五年以上仲良くさせてもらっている創作者の集まり『賞金で焼肉を奢りたい(仮)』(通称:焼肉会)では、誰かが受賞したらその賞金でほかのやつらに焼肉を奢ろう、ということになっていました。
戯言じみたその誓いは昨年、第十五回GA文庫大賞の四年ぶりの大賞を受賞した志馬なにがしをはじめに、小学館ライトノベル大賞の優秀賞を受賞した詠井晴佳が果たし、今年の五月に『第一回賞金で焼肉を奢る会』が果たされました。(その時の記事はこちら)

これに続けるように頑張りましょうねえ、やったりましょうねえとみんなで話していたわけですが――――

今年に入って七人いる焼肉会メンツのうち四人の受賞が決まりました。

画質がガビガビすぎる

いったい何があったというのか。僕にもよくわかりませんが、とてつもなくすごいことが起きているということだけはわかる。
受賞順に明記しますと、まず第十六回講談社ラノベ文庫新人賞の優秀賞を受賞した神岡鳥乃
つぎに第十六回GA文庫大賞前期に入賞した(詳細な賞は現時点2024/1/22では未定)幼田ヒロ
そして第三十回電撃小説大賞の銀賞を受賞した長山久竜
おなじく第三十回電撃小説大賞の選考委員奨励賞を受賞したにのまえあきら

以上四名です。

神岡さんは焼肉会を開く直前に受賞の報は出ていたのですが、前回は未参加だったこともあり、今回初参加にして奢る側に回りました。初参加でたっけえ肉を奢らされるのどうなってんだ

幼田ヒロは志馬なにがしの後輩に。二年連続の大賞とりたいっすよね~!とニコニコ笑顔で話していました。

長山久竜とにのまえあきらに至っては同じ賞の同じ回で受賞してます。
小説部門の応募総数4,467作品ですよ。授賞式も一緒にいきましたからね。
授賞式前にラーメンも食べました(仲良しアッピル)。

電撃ラーメン部発足の瞬間

この受賞ラッシュにより焼肉会は6/7がデビュー決定しました。一昨年から昨年にかけてのわずか二年で六名です。本当に何言ってるんだお前って感じですが、これが現実(リアル)だ。
あとは残る一人にMF文庫J新人賞とファンタジア文庫新人賞とスニーカー文庫新人賞とオーバーラップ文庫新人賞をとってもらえば焼肉会で主要なラノベ新人賞はだいたい取ったことになります。簡単だな!

・0次会

冗談はさておき、焼肉会の話に戻りましょう。
受賞した四名で奢ることになった今回。
前回のように出発前に財布を失くしたことに気づくようなハプニングイベントはありませんでした。
ただ焼肉会前のイベントとして、ファミレスで集まって雑談しようぜという0次会がありました。誘ったけど時間の都合で来られない二語十さんと話すための枠です。

突如出てきたビッグネームに驚きの方もいることでしょう(いるということにしておいてください)。
二語さんとは今も刊行中の作品『探偵はもう、死んでいる。』が受賞する直前あたりに知り合い、かれこれ四、五年ほど親交があってコミケの手伝いさせてもらったり、冴えカノのコラボカフェで奢ってもらったりなんだりと仲良くさせてもらってました。自作の受賞も二語さんがたんもし受賞した直後に会って話したときのことを取り入れて作ったので勝手にお世話になりまくってる人です。

そしてもう一人、Discordを持っていないため焼肉会には入ってないんですが実質焼肉会メンツである星火燎原さんもファミレスで合流。

幼田さんから受賞祝いのボールペンを頂いたり、すでにデビュー済みの方々から著作にサインをもらったり、名刺を交換しあったりしました。すっげえ楽しかったです。(小並感)

時間が来るまではラノベの話であったり、ラノベ作家シナリオライターなりがちという話や、メディアミックスの話をしたりしました。
あとちょうど『このライトノベルがすごい!』の発売日で、なにがしさんの『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした』が新作三位になったことを祝ったりしました。来年は自分達がこのラノ載れるように頑張ろねえと僕以外の受賞者は言い合っていました。僕はメディアワークス文庫から出版されるため、高みの見物もとい蚊帳の外です。
いつかラノベも書きたい。書く(宣言)。

・肉+高所=最高

そうこうしているうちに時間が来たので二語さんと別れていざ焼肉の会場へ。


もうね、やばい(語彙力0)

前回もなんたらかんたらスカイレストランだったわけですが、今回も物理的に高い場所です。みんなでエレベーター上がるときに「ウオオオオ~」ってテノールのアンサンブルしてました。音域が狭すぎる。

0次回の途中で担当さんに呼ばれて急遽GA文庫編集部に行ってしまったなにがしさんが合流するのを待ち、いざ突入。

会場、なんとあの叙々苑です。名前ばかり聞いて一回も入ったことなかった叙々苑。ありえないくらい美味しかったし、ありえないくらい高かった。

大ベストセラー作家とか、芸能人とかって打ちあわせの度にこういうとこに来てるんだろうか、だったらうらやましいなとか考えたりしましたが、前回同様「脂が……」と言って酒ばかり飲んでいるおじさんなにがしさんを見て「近い将来自分もこうなるなら、こういうとこばっかり来るのは却って辛いかもしれない」などと考えたりしました。栄枯盛衰を感じる(侘び寂び)。

なお僕は『せっかくの場なのだし苦手だけど自分もお酒を飲むぜ』!と生ビール(中)を頼んで半分も飲みきれませんでした。アセトアルデヒドがあるとかないとかそれ以前の問題だった。

それとこの場で神岡さんからも受賞祝いに小説を頂きました。奢らされるばかりか受賞祝いすら送る側なのか……ヨヨヨ(泣)、なんて思ってましたが、神岡さんもなにがしさんから受賞祝いのブックカバーをもらっていました。安心。

神岡「学校の校門前にいたヒロインが突然主人公に数学問題を吹っ掛ける形で物語が始まるっていう、完全にボーイ・ミーツ・ガールなのでこれはラノベです(断言)」

ここから下は長山久竜がありえんゴツいカメラで撮った超きれいな焼肉の写真です。どれくらいゴツいかというと『KICK BACK』MV時の米津玄師の両腕くらいゴツかったです(画像略)。さすがに嘘つきました(初犯)。ゴジラのしっぽくらい(二犯)。
あまりに綺麗なんで使わないのももったいないなと思って載せます(贖罪)。

肉(生)


肉(焼)と青唐


マッコリ

帰りは恵比寿スカイウォークという駅まで直結している通りを通って帰りました。前回同様、二次会でカラオケに何人かは消えていきましたが、僕はすでに改稿が始まっており、おいとましました。次こそいきたい。

・終わりに

そんなこんなで『第二回賞金で焼肉を奢る会』が終わりました。
次は残りの一人が受賞するか誰かが重版したときやね~、と話していました。

ついに夢に手をかけ始めた我らですが、ここから先どこまで行けるのかは未知数です。誰にもわかりません。
ですが、この先も互いに励まし合いながら進んでいけば、きっと望んだ場所へいつかたどり着けるのではないかと思っています。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」

(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

アルバート・アーノルド・ゴア・ジュニア

一人でさっさと先へ進める天才でないのなら、道中の寄り道も風景も楽しみながらみんなで進んでいければいいと、そう思っています。

また近いうちに出会えることを願いながら、今回はこの辺で。
またすぐに公募歴だったり自分の創作に関する話も出そうと思います。

それでは~。


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