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【弊社の2024年問題】独身女性2名の小さな会社が“組織化”について考えてみた。

こんにちは!兵庫県明石のデザイン会社、株式会社One Designの中田です。
もうすぐ1月も終わりですが、皆さんは今年の抱負や目標を立てましたか?
今回はそんな目標のお話が出来ればと思います!


忘年会で話し合った会社の問題点

さかのぼること2023年の暮れ。
私と代表の玉森が二人きりの忘年会と称して、地元でおいしいと噂の居酒屋さんで飲んでいたときのこと。

玉森
みゆちゃん(私)は今後のライフプランとかあるん?

中田
子供がほしいので結婚はしたくて。いつまでに!!とかはないんですけど、でも数年内には、とは思いますかね…。
ただ子供が生まれたあとも何らかの形でお仕事は続けたいので、少しでも両立出来たらいいですよね…。あくまでも希望としてですが…。

玉森
そうよな……。

中田
そう考えると、今のOne Designって、この二人の片方でも出産して子育てするとなると崩壊するシステムですよね……(笑)

玉森
確かに。アウトソーシングできる部分は多少はあっても、全てのサービスを同じクオリティ、価格は難しいし、アウトソーシングしたプロジェクトをしっかり管理するのも仕事やから負担が増えるし。
そもそも私しか出来ない仕事、みゆちゃんしか出来ない仕事があるといざ休みの時にその案件が来たらすぐ対処できないよな…。

(長い沈黙)

ここで出てきた問題点というのが、

① 納品して”から”をサポートできる自社サービスが少ない

弊社はホームページやチラシ、パンフレットなど企業の広報活動や付随する制作物の作成を行ってきましたが、全ての成果物は基本的にはプロジェクトが完了してからの運用や広報そのものを支援できるサービスが少なく、新しいプロジェクトを取っていく必要があるほか、お客様にとっても運用やちょっと困った時にすぐ連絡!のような体制が出来ていませんでした。

② 〇〇しかできない仕事、個人のスキルに頼ったサービス

例えば、弊社の玉森はカメラが趣味で、ホームページに使う写真などを「打合せのついでに撮影しますよ~!」と、プロのカメラマンさんに依頼するよりも安い価格で請け負っていました。
ただ、私をはじめパートさんもカメラに精通しておらず、同じサービスをずっと続けていけるかというとそうもいかない。

今まで良い意味で”個人事業主のようなフットワーク・対応の軽さ”と”法人としての信頼感”が同居できていると思っていたのですが、業務から一時的に離脱する可能性を考えると、そこも含めて方向性を考える必要があることが分かりました。

③ シンプルに手が足りてない

現状として外交や打合せ、経理=玉森、デザインや提案書作成などの中のこと=中田とパートさん、でざっくりと分けていましたが(もちろん玉森が事務作業をしたり、私が打合せに出ることもあります)
これでどちらかが業務が出来ないとなると一気に崩壊します(笑)

例えばチラシやホームページのデザインなどの手を動かすところは、パートナーのデザイナーさんにスポットでお願いすることもありますが、そのやりとりや品質管理も社内スタッフが行う必要があるほか、微調整やお客様からの細かい修正作業などは、社内で対応しています。
全てのデザイン、制作物をアウトソースするのか、会社の強みである企画力や提案力を損なわずにいるためには、どこまでの領域をどんな人にお願いすると良いのか考える必要が出てきました。

2024年✨夢✨を語る方針会議を開催

ということで、忘年会で出た問題をどのように解決するのか、そしてどんな2024年を過ごすのかを話し合う”2024年✨夢✨を語る方針会議”を先日開催しました!

Notionにハイテンション予定を入れました。

金額的(売上や経費)のところを話し合い、広報のところも意見を出し合って、まずは以下の取り組みをしてみようということになりました。

① 保守や伴走できるサービスをもっと充実させる

月額の費用を頂いて、採用や自社広報などの経営課題の解決に向けた伴走ができるサービスを考えて、ルールを決めて社内で回していけるような仕組みを作っていこうということになりました…!
お客様との接点が増えるの嬉しい…!!!

② みんなが出来る、を当たり前にする

例えばマニュアルをきちんと作る、他のスタッフにやり方を伝える、明らかなスキルを提供をするもの、且つチームでの共有が出来ないものは売りにしない。
当たり前だけどその時点からできていませんでした。
これから新しい人が入ってきたときも同じクオリティが提供できるような仕事やスキルのシェアを具体的にアクションしていこうということになりました。

もちろんデザインのように、知識や経験の蓄積によって個人差が出るものはありますが、まずはディレクターがどこまでクライアントが求めていることを共有できるのか、品質をどう管理するのかのチェック項目をまずは定めていきます。

③ 外部パートナーやお知り合いの輪をもっと広げる

誰かの手が借りたいとき、自社スタッフでは回らないときやスキルが足りていないときに頼りにできるデザイナーさんや制作会社さんともっと関係性を構築していく必要があるよね!!!!!!!と首がもげるほど頷きあいました。

玉森も私ももっと交流会などに顔を出し、会社のことや私たちのことを知ってもらう必要があります。
(noteを始めたのもそんな経緯があります。)

採用を行う話ももちろん出ていますが、計画も含めてもう少し先の話なので、この話はまた今後に…。

パワポを囲みながらあーでもないこーでもないと話しました

2024年頑張るぞー!!!!

そんな感じで、組織としても個人としてもレベルアップの年にきっともっとなるわけです!わー!ワクワクするー!



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