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IASTMの種類と違い

どうも、グアシャの人です。
大阪で鍼灸師として生存している中渡瀬(なかとせ)と申します。

"グアシャ"ってなに?の第二弾です。

第一弾では、大きな括りのIASTMで色んな種類がある
という記事でした。
(▼第一弾の記事はコチラからご覧いただけます▼)

今回はグアシャとその他のIASTMの違いについて綴ってまいります。

『グアシャって他のIASTMと比べて何が違うの?』
を一言で答えると、ズバリ!

 「材質」

です。

IASTMは主にステレンレスで生成されることがほとんど。
お手頃な値段だと、水牛角製のツールもあります。

Amazonや楽天等で購入出来る一般的なIASTMは
《医療グレード304》というステンレス鋼です。
「鏡面に研磨されており、錆びにくく、耐久性に優れる」
が特徴です。

筆者が使用しているグアシャのみ
《医療グレード301》というステンレス鋼です。
日本で301のIASTMを生成出来るのは1つの鉄工所のみ。

①効果/効能の差

⇒ぶっちゃけ一緒だと思います。
が、効果の出やすさや、施術される側の感覚(痛さやIASTMの肌感覚)の違い等は個人的に感じています。

同じ車でも高級車と乗用車と軽自動車クラスに分けられるように、IASTMにもランクがあり、グアシャは高級車に値する代物だと思っています。

車としての性能(人を乗せて運ぶ)は同じでも
そこではないところに差がありますよね。
乗り心地や安全性、ディーラーのサポートやおもてなし。
グアシャもそんな感じで、他のIASTMよりも優しく、内出血なんかしませんし、ターゲットを的確に狙え、講師(師匠)のサポートが生涯手厚く、常にブラッシュアップしているところに強みを感じています。

②講習内容の差
これは確実にあります。
複数のIASTM講習会に参加しましたが、グアシャ(※グアシャ協会主催ではない)の講習会が一番理論的で最も治療に適した内容でした。
他は使い方のレクチャーのみだったり、
擦ったら効果出るけど何故?を教えてくれなかったり、、
中には、アメリカ人っぽい人がゲスト講師でやってきて
「自分達で使い方考えてみよう!」みたいな自由すぎて
何が正解?笑
ってなるものもあるそうで。。
という感じで、
IASTMの使い手がfascia(≒筋膜)についてどこまで理解しているか?についてはかなり差がある印象です。

③形状
IASTMツールによって、色んな形が存在しています。
適材適所。どれが一番!とかはありません。

 

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ここまでをまとめると、、、

グアシャは他のIASTMと比べて

☑︎材質が違う(優しく感じ、効果が出やすい)

☑︎だからと言って生理学的作用に優位差があるか?と言えばそこまで大差はないと思う。

☑︎しかし、講習内容のレベルが高いため、より適切に効果を引き出しやすい

となります。

ある程度わかってしまえば、セルフケアとしても威力を発揮しますが、やはり専門家に任せた方が効果は高いと思います。

極端に言えば、同じステンレスだからと言って
スプーンとグアシャでは天地の差があるわけです。

さて、違いはここまでにしておきましょう。

第三弾では、効果効能についてまとめていきますので、
続編をお楽しみに

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