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メンタル不調と、心の骨折

精神科領域

メンタル不調で受診をされる方々の中に

うつ

という診断名を避ける

あるいは、配慮により、自律神経失調症や抑うつ状態

など、社会的な診断がされる場合があり、そうした診断が精神科領域では、仕組み上容認されている。

また、診療内科の医師が、

症状が重い、または、抑うつから、

うつ、に移行していく症状が見られる方々を診れる医師ではない場合もあり、

場合によっては、精神科

うつ病等の患者を診れる医師に受診する

入院できる環境があり、

入院した患者の状態を観察、服薬調整の経験が豊富な医師、

病院を受診されるのが

最適解である場合があります。

精神科を回避され、街のクリニック、心療内科では診れない場合があるのは、内科医が開業できる、という専門であるか、そうでないか

医師のバックグラウンド、専門と、そのかたの状態、

そこは、わかりにくいのですが、

大切な初期設定になろうかと考えます。

診れないと教えてくださる医師もみえますが、

患者さんの希望が強い場合など、

効果はみえにくいなか、処方くださる場合もみられますが、


適切な治療が遅れた場合、

うつ病も、食事がとれなくなり、

睡眠がとれない


病的な睡眠障害により、

精神を安定するために必要な物質に影響を与え、脳に影響が具体的に生じ、

海馬などが萎縮

記憶などにもエラーが生じてまいります。

日常的な作業や仕事にも影響があらわれます。

遅れた場合、非常につらい状態になるのは、

適切な治療薬にたどりついたとしても、

抗うつ薬の類は、薬効があらわれるには、2週間や3週間のタイムラグが生じる薬剤なため、

内服してすぐに効果があらわれるものでもないため、

すこしんどい時期が一般的には持続します。

命の問題にもなりえる場合があるため、

・診療病院の選択

・症状に見あった治療の選択

・効果のタイムラグ

このあたりをポイントに、


相応しい環境に出逢われることを願っています。

ひと頃、

企業のキャンペーンにより

うつは心の風邪


という認識が広がりました.

それにより、

周知が広がった点、効果的なコピーだっといえるのかもしれません。

ですが、

私はずっと、

「うつ病は、風邪というより、骨折」

抑うつぐらいは、たしかに、長引く風邪、といってもいいような感じもしますが、

風邪もこじれると肺炎にもなり、

肺炎の死亡率は高い


しかし、診断としてのうつ病までいくと、

骨折

治療には時間がかかり、

脳の障害、

細胞的な回復が必要な脳の領域があります。

気のせい

や精神力の話ではなく、


細胞や伝達物質に変化が生じる


そこには、ストレスが関与し

ストレスは自覚しやすいかたと

自覚しにくいかたがみえる


精神科領域は受診抵抗性も高い傾向があるため、

医療の信頼をいかに高めるか、

診療の水準をどのように高めてゆけるか、など、医療業界の課題もリンクしているようにも映ります。

受診に迷った際は、

・公的性の高い病院を受診

・患者が多い病院ほど予約、さらに受診まで時間がかる

・とりあえず受診により、転院等、能動的な受診先の選定も、やもおえない場合がある

・医師の専門が何か、相応しい臨床経験がおありであるか..
(とくに精神科領域は様々な医師がみえる
開業医は、個人事業主も多いという側面..)

・症状が一段悪化する前の受診が望ましい..

などなど

かなり端的にかかせていただきました。

わかりにくい医療の状況をいくらかでもわかりやすく

また、より医療への質のいいアクセシビリティが高まる

相応な治療へのアクセスがよくなることを願いながら、

仕事前につらつらと書かせていただきました。


難病患者の就労支援、就活、働く準備、書類作成、使えるサービスや支援機関、整理の仕方等、難病患者の就活について、当事者の皆様をイメージしながら、元難病患者就職サポーター、リワーク支援、医療現場での支援の体験と実践に基づいて書かせていただいています。