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<長野地域版ONE NAGANO.NETアーカイブVol.1>災害を乗り越えて私たちの輪がひろがっていく。東日本台風と、"それから"の活動アーカイブ

2019年10月12日から13日にかけて起きた「令和元年東日本台風」。長野県は、台風の発生に伴って千曲川の氾濫も起きたことから、県内広域において様々な被害を受けました。
「長野地域版ONE NAGANO.NET」は、台風被害からの復興に向けて、ボランティア団体や行政機構、応援を必要としている人、被災地の現状など、様々な声を取り上げてきました。令和2年の開設以来、多くの県民の皆様にご利用いただきましたが、2023年3月31日をもちまして終了させていただくこととなりました。4月1日以降については、一部コンテンツを長野地域振興局のホームページに移設し、引き続き発信していきます。

本投稿では、実際に被災した地域の方から投稿いただいた声を掲載する「VOICE」のアーカイブ記事の中から、地域のみなさんの取り組みをご紹介します。

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松代地域では松代復興応援実行委員会による「まちの保健室」を定期的開催されていました。まちの保健室では被災された方々のために看護師さんによる血圧測定、健康相談や会話を通して身体と心のケアも行いました。

<まちの保健室>を開催しています。

松代復興応援実行委員会では、昨年から定期的に町内の各所で「まちの保健室」を開催しています。まちの保健室では看護師さんによる血圧測定や健康相談をはじめ被災されたみなさんとお話をさせていただいています。コロナ禍でお茶のみサロンなどがお休みになっていることもあって、「久しぶりにいろんな話ができた」方や梅雨や台風で雨が続くと「不安な気持ちを誰かに聴いてもらうとホットできた」方もありました。気軽に寄っておしゃべりする場になっています。
今月は10月22日(木曜日)10:30~12:30 A・コープ松代店のコミュニティコーナーで開催します。
今回は松代アマビエのお札・手作りマスクの配布、いざという時に役立つペットボトルランタンや防災ポーチの紹介もします。町内外どなたでもお越しください。

「10月13日、長沼支所付近。デジタルスタンプラリーが始まっています。」

スマートフォンを使って、被災地や直売所8カ所を自家用車などで巡るスタンプラリー。発災直後の被災地映像・音声による被害状況の説明を聞きながら被災地の「今」を知ることができました。

<チェックポイント8カ所> 1長沼支所・交流センター奥・堤防手前 2長沼農産物直売所「アグリながぬま」 3豊野温泉「りんごの湯」 4北部スポーツ・レクリエーションパーク 5南長野運動公園 6ロイヤルホテル長野 7松代農業総合センター農産物直売所 8温湯温泉「湯~ぱれあ」


復興を応援するさまざまなイベントが開催されました。
「11月3日、復興等を願い千曲川流域で一斉に打ち上げられた花火を家族で観賞しました。夜空を彩る色鮮やかな花火を楽しむことができました!復興への願いが多くの皆さんに届きますように。」


「令和元年台風19号による洪水被害、、、何をどうすればいいのか、、、被災地の近隣に生活する私たちにとって大きな課題でした。自分ができそうなことを探して前に進むしかない。ほんの少しでも一緒に前に進むことができる何かができないだろうか、、、私たちはバイクや車好きな方々とつながって笑顔を長野に増やせるのでは?「長野で笑顔でみんなで集まりたい#ナガノフッコースタイル」と題して「長野復興イベントを5月31日に開催します」と発信したのが令和元年10/31でした。開催場所は千曲市。令和2年、世界が新型コロナウィルスに翻弄されることとなり令和2年の5月31日は本当に限られた中で開催にこぎつけました。2回目の開催となる令和3年、まだまだコロナ禍ではありますが、第1回目の3倍程度の規模で、長野で笑顔でみんなで集まりました。
#ナガノフッコースタイル
https://www.facebook.com/ngnstyle20191012/」


長野市長沼・豊野地域のながとよマルシェは、2022年まで開催が継続され、復興を通して地域間のつながりを強めています。
 
「10月9日(土)・10日(日)の二日間、長沼・豊野地区の復興と活性化を願うイベントが開催されました。会場には、食で応援ブースや遊び・子ども支援ブースなど大人も子どもも楽しめるブースが設置され、多くの家族連れで賑わいました。このような地域が元気になるイベントを開催していただいたボランティア団体をはじめとした多くの皆様に感謝です。」


「千曲市戸倉上山田温泉街で台風19号災害からの復興を祈願した「路地裏ファンタスティック!!」が11月8日に開催されました。
地元商店や市内外から集まるフードやクラフト雑貨のお店が集まった賑やかでノスタルジックな雰囲気のイベントとなっていました。
屋代高校生や自治体を中心に、街全体で復興に対するアクションを起こしているのが印象的でした。」


「10/22の全日本距離別選手権大会へ小平奈緒さんのラストレースを応援に行ってきました。結果は見事、女子500mで優勝!レース後には引退セレモニーも行われ、とても感動的な時間となりました。
セレモニー終了後、小平さんより会場の皆さんへサプライズプレゼントとして、被災地農家さんのりんご1000個が子ども達を中心に配布され、我が家も1ついただきました。
また、りんごと一緒に同封されていた【NAO NOTEBOOK】には、りんご狩りができる農家さんのマップなども載っていて、とても感心しました。以前から小平さんが被災地への支援活動を行っている話しは聞いていたので、継続されていて素晴らしいな~と思いつつ、ますます心がほっこりしました。
小平さん長い競技人生大変お疲れ様でした。これからも新しいステージでのご活躍を応援しています。
私も、できることから被災地の応援や復興支援をしたいと思いました。」

長野地域版ONE NAGANO.NETアーカイブvol2 に続きます→
https://editor.note.com/notes/ne6abffcfcb3b/edit/