【退院後のリハビリ】70日経過
この70日間は、回復期リハビリ病院で全幅の信頼を置いていた担当理学療法士氏が、退院が近くなった頃に何度も力強く言ってくれた事を思い出す日々でした。
退院後当初は後遺症以外の不調にとまどう日々。
もしかしてこの不調はそうとう長く付き合うのかも…一生かも…と、ならば共存しなくてはならないのかなと、あきらめに近い気持ちもめばえ始めていた。
しかし今思い返すと、まだまだ若い頃に上司から「何もしないでいると現状維持どころか、ジリ貧になり下がってゆく。」と、言われていた事が身体にしみついていたのでしょう。
共存の為には悪化させない事が大切だからと、コツコツと自主トレには励んでいました。
スッキリとした晴れやかな文章にならない日が多かったですが、清少納言をリスペクトする私は日々の暮らしの中で楽しみやキラキラと小さくて美しいものを探しながらすごしていました。
そんな日々を重ねての5月下旬。
退院後2ヶ月が過ぎた頃、急にグン!と麻痺の状況が改善されるのを感じました。
寝ている時に、どれだけ動かないように気をつけても勝手に固まって痛くなって、夜中に目が覚めてしまっていた肩の痛みが無くなってきたのです。
嬉しくてその週の8回目の外来リハビリに行った日にnoteにも書いていました。
その後は少しづつ更に痛みは取れて来て、腕の可動域も広くなって来ました。
肩の痛みがとれ始めた頃、リハビリ病院の患者仲間のオジサマが通い始めた鍼灸院の先生が良い方だったとグループLINEに。
場所を尋ねると私も通いやすそうな場所だったので早速紹介していただき通うことになりました。
初回の診療が6/1。
実は鍼灸初体験。良いと聞いて即お願いしたものの採血でさえ斜め上を凝視して腕を見れない私がハリなんて…と前日は不安にかられましたが、病気になってから点滴やら採血やら散々して来たから大丈夫と勇気を出して行って来ました。
患者に対する姿勢がすごく良いとお聴きした通りの先生で、これからとうぶん週イチで通うのが楽しみです。
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