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【朝ご飯2024.07.18】変化に気づくコツに気づく

たまに寝起きに左側が悪いのを忘れてしまっている時がある。
忘れちゃっていては事故につながる恐れがあるから、まだ忘れてはいけない。
まあ、そのくらい退院後の麻痺のようすは良くなっている。

麻痺の飛躍的な回復と反比例するかのように、退院直後から気になる倦怠感はなかなか取れず、気長に付き合うしかないのだなと半ば諦めのような、受け入れているような。

しかし、よくよく考えるとかなりスタミナが着いて来ている。この数日特に良い。
もしかしたら麻痺の回復のように、細かな回復に気付けていなかっただけのかもしれない。

脳梗塞を発症して救急搬送した直後に「搬送が早かったからまだ動きがあるけど、これから麻痺が出て来る可能性が高いです。」と言われた時は何がなんだか解らないまま、「どうですか?」とチェックされるたびに動かなくなる手足に、「言われた通りだ…」とあらかじめ言われていた通りになって行く事に納得しまった。その後はリハビリで少しづつ良くなるし、身体を大事にし過ぎてリハビリをしないと固まってしまうからその前に動かしましょう、と言われたのを素直に受け止める事が出来た。
退院後の倦怠感は想像していなかったから、驚いたし辛かったし不安が大きかった。

そんな事を考えていたら、急性期病院の癒し系作業療法士さん(ふくよかな女性で手を握られるだけで安心したっけ)に、「そんなふうに小さな事に気付く方って少ないんですよね。たいてい元の状態を気にしてる方が多くて、小さな変化に気付けないんですよ。」と言われた事を思い出しました。

その言葉は、机に乗せた手のひらを小指を軸にしてパタッと返せるようになったのを、少しの変化が嬉しくてドヤ顔で見て貰った時の事でした。

こうゆう事が倦怠感に関しても大切なんだった…と、ふと気づきました。


左側の手足の麻痺は全く動かなくなってからのマイナス過ぎる所からスタートしたので、元は動いてたなんて思う余裕も無かったのだけど、倦怠感に関しては「前なら…」とよく思っていた。
元の良い姿にとらわれ過ぎていた。
これが変化に気付けなかった理由なのだろう。
自分自身で目隠しをしていたのだな。
無理し過ぎず、休息を忘れずに、フラットな気持ちで変化を見逃さないようにして、前を向いて行こうと気持ち新たになりました。



ほんのりトーストしたサンドイッチ
キャベツとベーコンなどのポトフ
ポテトサラダ、ニンジンスムージー

ブロックベーコン入りポトフが今一番のお気に入り



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