愚かなる己の選択

1時間ほど歩いてきた

代わり映えのない景色
誰ともすれ違わぬ道
両脇に散立している空家

そう遠くない将来
ここからさらに衰退が進んだこの地で
今よりずっと
思うように
身体を動かせなくなった私は
暮らすのだ

自らの選択の結果とは言え
それはあまりに虚しく切ない。

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