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いま、大きな不安と闘う

12年間国家公務員として働いてきたが、

『公務員🟰安定』と引き換えに、

どこか自分の人生を他人や組織に預けているような感覚があり

そんな人生に自分自身何年もの間を葛藤していた。

もちろんそこには、

家族が路頭に迷わないようにとか、公務員でいれば突然クビになることはないとか

ただ漠然とその安定の中に居心地の良さもあったりしたが。。。

しかし、急速な時代の変化、そして新型コロナウイルスとともに

世の中の当たり前が、当たり前ではないことを目の当たりにして、

自分の心の奥底でなんとなく考えていた、

「このままでは自分が納得する人生を歩んでいけない」

そんな気持ちが少しずつ大きくなっていった。

そんな中で、何のスキルもない自分がいったいこれからの世界で

何ができるのだろうか。。なんて考えたり。。。

そんな中で、まずいきついたのが、

自分という人間がいったいどんな人間なのか?ということ。

自分がどんなことに幸せを感じて、どんなことに夢中になり、

どんな強みがあって、どんな才能があるのか、、、

時代の流れや今の現状に不満を持ったからこそ、

こうして自分自身について深掘りする必要があると認識できたが、

自分自身を深掘ることは、

そんな時代の流れや今の現状などはいっさい考えずに、

自分自身について深ぼる事をしないと、

本当の自分を、自分自身が理解できないと考えるようになった。

『自分を深ぼる』

こんなことは日本の教育ではほとんどしないのが現状であり、

就職活動をする時に自己分析をするくらい。。

自分を深ぼることができないのは、

日本の歴史や、文化、人柄。そんな時代背景を遡れば何となくわかるが、

そんな中で、私になんらかの引き寄せの法則が働いたのかわからないが、

幸運にもある本と出会った。

それは森岡毅さんの『苦しかった時の話をしようか』である。

ビジネスマンの父が我が子の為に書きためた「働くことの本質」を書いた本である

はじめて手にとって読んだ時、私の中で衝撃がはしった。

自分の心の中にぼんやりと、しかし深刻であるにも関わらず

放置していた言語化できていないことが、

この本には言語化されており、とても分かりやすく書いてある。

自分自身、自分という存在価値を疑う状況に追い込まれている感覚にあり、

苦しかった私にとって、この本はとても勇気づけられた。

問題の本質というのは外ではなく、自分の内側にある。

自分と向き合い、自分自身を知ってる度合いが強い子をもっと増やしていくことが

とても大切だとこの本に書いてあったが

私自身も今、この時、しっかり自分を深ぼることをしようと決意した。








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