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勝訴と焦燥。な話
エド・シーランが曲パク疑惑で2018年から訴えられていた事を最近始めて知った。
エド本人がインタビューで「コレで敗訴になったらもう廃業する!」って言ってたみたいで何日かだけど裁判がどうなったか気にしてネットニュースを見ていたんだけど、今朝エド勝訴の一文を見て胸を撫で下ろした。
勝訴に当たって、エドが出した声明には「マーヴィン以前から存在し、自分が死んでからも尚使われていくコード進行だから誰のものでも無い。」「シンガーソングライターにとってアルファベットみたいなもの」とあったらしくて、ああ良かった。行くべき所に落ち着いたんだなって思った。
それにしても裁判の事を知った当初は、ヴィンランド・サ・ガがワンピースに対してパクった!って言ってるよーなモン?と思ってたけど、エドの言葉から、もっと根本的でどうしようも無い部分の問題だとわかる。
そりゃ、こんなんダメだったら何でもダメじゃん!もう辞める!ってなるわな。
具体的にどの曲とどの曲か記載されてた記事があったのでApple Musicで聞いてみた。
マーヴィン・ゲイ(故人)のレッツ・ゲット・イット・オンと、エドの「✖️(マルティプライ)」に収録されてるシンキング・アウト・ロード。
正直そんな似てるかな?だったけど、でも言ったらこんなん所謂、個人的感想じゃん?何をもってして「やってない」を証明するかって難しいと思うんだよねー。
もういっそ定点カメラを家中に設置して、普段から作曲の様子記録しとくとか?(今回はエドがギターを裁判所に持ち込んで、シンキング・アウト・ロードはこうやって作曲したんですよ〜ってやったらしい。裁判所の人達がちょっと羨ましい‥)シンガーソングライターの産みの苦しみを目の当たりにすれば、おいそれとパクりだなんて言えまいよ。
いやまて、漫画家や作家には作業場で素っ裸とか側から見たら問題持ってそうな人物も多いと聞く。エドがそうだったらそいつぁマズい。
それに、もしかしたらエドが超多産であんな良い曲をホイホイ作ってる可能性も有る。そしたら作曲は大変なの分かってもらう作戦は逆効果になる。
コレ、マーヴィン本人が生きてればこんな事にはならなかったんだろーなー。
想像だけど訴えた側も裁判起こして6年もあったら「もしかしてコッチがおかしい事言ってんのかな?」って薄々気付くと思うんだよね。周囲にマーヴィン・ゲイに関連してる作曲者の人も居るだろうし、勝てないから辞めとけって言われてたと思う。
だからきっと辞め時探してたんじゃないかな。そうであって欲しい。
所で、本日5月5日はエド・シーランの新譜の発売日。裁判締結と共にリリースとはドラマのようね。ホント楽しみにしてたからホッとした。
タイトルは「ー」エド・シーランの記号シリーズ最終章。「+」は「プラス」だったけど、マイナスじゃないよ。
↓過去にこんなんも書いてます。良かったら。
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