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隣のnoterさんの巻

唐突なんですがタイトル通り、これから個人的に「もっと読まれろ!!」と思ってるクリエイターさんを紹介します。

今結構たくさんのnoteの記事読ませて貰ってて、その中でも特に傑出して私をグっサグサに刺してくるnoterさんがかなりの数居るんですよ。

そのひとりが、野凪 爽(やなぎ さわ)さん。

noteではオリジナル小説を中心に書かれてます。この方が↓こう言う企画をされていまして、

んでお願いしたんですよ。したら凄いクオリティのヤツ仕上げてきて、えーーっって。
コッチとしちゃ、結構気軽な、馴染みの居酒屋で「大将やってる?」「とりあえず生!」って気安さで頼んだら、「新鮮なの手に入ったから!」って素材の味活かしたシンプルだけど包丁ワーク最高な刺身を突き出して提供されたこの感じ。

お願いしたお題が、言葉でやり取りが出来ない2人のすれ違い、想定アンジャッシュな感じで。初見でいきなり予想外の設定ぶち込まれ、あれよあれよと物語に引き込まれてしまう。

驚くのは文章の分かりやすさ。
実は私は、活字ってそんな読み馴れて無くて自分のnoteの記事ですら読んでで眠くなってしまう。でも野凪さんの小説はグイグイ頭に入って来た。
文章に余り無駄が無い上、大事な情報が大事なモノとしてさりげなく伝わるようになっているのだと思う。場面転換も多いんだけど交通整理が上手いもんだから、とっ散らかった感じにならない。数字パネルをかしゃかしゃ移動させて順番に並べるパズルあるじゃん。それがピタッとハマった時みたいな読み味あるんだよね。
しかもちゃんとメインキャラ2人(2人?)に愛着持てるんだよね。野凪さん本人にも言ったけど、そのせいで「どうしたら良かったのか‥」って唸り声上げてしまうラストも素晴らしかった。


それと、もうひとつ過去の企画でも小説お願いした事もあってソレが↓コレ。読者さん達から夏ソングを募ってそれを元に短編小説を書くと言うモノ。

このtrack1が私のリクエストしたヤツなんだけど、青春系もイケんのかよ!って登場人物がとにかく可愛い。でもソレだけじゃなくて普通の中に在る所在無さが浮かび上がってくる。丁寧なんよね、描写が。

コレはシリーズ通して読んで欲しい。改めて考えると毎回全く違う楽曲をテーマに(しかも自分が知らない曲をリクエストされる可能性も有る訳で)各話を大筋から逸脱させる事なく纏め上げたのすげー腕あると思う。

まあ、活字見てると眠くなってくるつってるよーな私が偉そうに何言ってんだ?なんですけど、ホントもっと読まれて欲しい。マジで面白いのよ。
もっと見つかれ!!と言う願いを込めて!

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