【栽培実験】食べた野菜からとった種を育ててみる実験：かぼちゃ編
かぼちゃからとった種を育ててみる
家で気軽に始められる楽しみということで、市販の種じゃなく、食べた野菜から採取した種を育ててみるのはどうだろう？と思い、実験してみました。
実の収穫も目指しますが、あくまで植物が育っていくのを愛でることをメインに、楽しんで実験してみようと思います。
アボカドの栽培記録はコチラ↓
かぼちゃの種を育てる
かぼちゃの種は、2020年の秋頃に食べたかぼちゃから採取し、乾燥させたあと暗所で保存しておいたものを使いました。
かぼちゃの種類は不明です。
＜種を選別する＞
乾燥させて保存しておいた種を浸水させたあと、浮いたままのカラの種を取り除いて選別しました。
＜種を発芽させる＞
キッチンペーパーの上に浸水させた種を並べて、上から霧吹きで水をたっぷりかけて放置、乾かないうちにまた水をかけて放置を繰り返していると、数日後に根が出てきました。
種の先端をハサミでほんの少しカットしておくと根が出てきやすくなるようです。（調べました）
＜苗に育てる＞
ここからは、根が出た種をポットに植えて苗になるまで育てていきます。種を植える方向は、根が出ている方が下です。
‥‥で、育てたものが下の写真です。
かぼちゃの種‥‥その後
葉が4～5枚出て大きく育った苗を、プランターなどに植えかえて栽培を継続中。
収穫できるまで続けられたらいいなと思いつつ、のんびり楽しんでいます。
数カ月後に栽培の結果を載せられるよう、写真を撮ろうと思います。
追記：6月、鮮やかな黄色いかぼちゃの花が咲きました
続いて、実が‥‥と話を続けたかったのですが、7月半ばを過ぎても雄花しか咲かずに頭をかかえています。
いろいろ調べてみると、苗の時点で生育が良すぎた場合、雌花が付きにくいことがあるとの記述がありました‥‥え？
追記2：7月、雌花が付きました
その後も様子を見つつ、調べた結果、雄花がたくさん咲いたあとに雌花が付き始める流れだとわかりました。
そこから1ヶ月かかってついに雌花が付きました。
「雌花がつきにくい」の話は、よく肥えた土に植えた場合、葉ばかりが茂って実を付けようとしなくなるというものです。
苗を植えたときのまま追肥はしていなかったので、今回は当てはまりませんでしたが、肥えすぎの土はダメなんだなと勉強になりました。
追記3：9月、妙なことになりました
7月に更新したあと、雌花が咲くのを楽しみに観察していたのですが、急な強い雨風に数回振り回されてダメになってしまいました。
また雌花が付くかもしれないと様子見している間に、本体も弱ってしまい、プランターは全て残念な結果になりました。
他に、庭の木の近くに植えたかぼちゃの苗が一つ‥‥知らないうちに木の裏側から巻き付いて上に乗り、実を付けていました。
妙な形で、手乗りサイズ。まだ小さいです。
食べられるのかどうか分かりませんが、一つだけ実がつきました。
収穫まで様子を見ていこうと思います‥‥え、台風？
追記4：11月、かぼちゃを収穫しました
台風は無事に避けて、ついに収穫までこぎつけられました。
偶然できた、たった一つのかぼちゃです。
すごい形‥‥。
このあと、追熟のため10日間くらい保管してみようと思っています。
中はどうなっているのか、食べられるのか、楽しみです。
追記5：11月末、かぼちゃの実食
収穫してから追熟すること10日以上が経ちました。
写真は半分にカットして種を取り除いたものです。
中の種は、次に植えられる状態まで育っていませんでしたが、かぼちゃ本体はちゃんと完熟できていました。
1ｃｍの厚さでカットして焼いたものを、カレーのトッピングとしていただきました。
甘みがあって美味しかったです。(´～｀)ﾓｸﾞﾓｸﾞ
まとめ
捨てて終わりのはずだったかぼちゃの種から、約1年がかりで実を食べるまでなんとか繋ぐことができました。
結果としては「実が採れる」ということがわかりましたが、それよりも栽培そのものを楽しめて良かったです。
花もキレイでした。
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
（偶然できた実のおかげで）栽培実験は成功でした。
おしまい。
おまけ：2022年もかぼちゃを育てています
2021年に引き続き、今年も採取したかぼちゃの種を育てて楽しんでいます。再挑戦中です。
気まぐれに始めて、すっかりはまりました。(´⊥｀)
2022年の収穫
今年はプランターの空きがなかったので、庭の適当な場所を掘って植えるというかたちで栽培しました。
石がごろごろあるところを簡単に整えた程度で始めたんですが、よく育ってくれたなぁとかぼちゃに大感謝。
台風や強風にさらされることなく栽培できたため、丸いかぼちゃを３個収穫することができました。
３粒の種からかぼちゃ３個収穫できたので、自分的には大満足です。＼(´⊥｀)／
さらに追熟したのち、美味しくいただこうと思います。
おまけ報告、おしまい。
※この記事は、2021年5月からブログで公開していた過去記事の修正版です。
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