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【栽培実験】食べた野菜からとった種を育ててみる実験:アボカド編

アボカドの種を育ててみる

植物栽培記録TOP
(2020年~2021年のアボカド栽培記録)

家で楽しめる趣味ということで、「植物を育ててみよう!」と始めた植物栽培記録のまとめ、アボカド編です。

アボカドの種は、2020年の冬頃にスーパーで買ったものを使いました。卵型のハス(Hass)という種類のものです。
種をきれいにして、栽培を始めます。


<種をよく洗う>

アボカドの種を水でよく洗います。
種の表面にあるヌメりが取れにくいですが、気になるときは中性洗剤で軽く洗うこともあります。
調べると、薄皮を外す方もいるようです。

<種を発芽させる>

水の入った容器の中で種が浮いた状態にするため、爪楊枝を四方に刺します。上のイラストのような、種の下部分のみ水に浸かって浮いている状態です。
種が割れて中から根が出てくるまで時間がかかるので、定期的に水を入れ替えつつ、気長に待ちます。

<栽培方法を早めに決める>

発芽して根が長く伸びる前に、水のまま育てるか、土に植えるかを決めます。
以前、同じようにアボカド栽培をしたとき、根が長く伸びてから土に植えかえをして失敗した経験があります。
植えかえの際に、気づかずに根を傷つけてしまったのかもしれません。

今回は、根が種から1~2cm程度出ているくらいのうちに、土に植える準備をしました。植えるときにあまり押さえつけず、ふんわり土をかけて座らせる感じで、定植はうまくいきました。

アボカドの種
(2021年2月上旬の写真)

水のままで育てる場合は、根がよく伸びるように、深さのある容器に移しかえるといいかもしれません。


アボカドのその後

鉢に植えてから葉が増えて順調に成長していましたが、ある時から葉が丸まり、変色して落ちてしまうようになりました。
鉢をそっと開けたところ、伸びた根の先が根腐れをおこしていました。
水が多かったこと、鉢が乾きにくかったことが原因と考えています。

葉は全て落ちてしまったんですが、茎が元気なのでそのまま様子をみています。
戻るかどうかは微妙です。残念です。


追記:6月、新しい芽が出ました
外の日当たりのいい環境に移しておいたところ、新しい芽が出てきていました。
乾燥ぎみにして様子をみています。
まさか下から別の芽が出てくるとは思わなかったので、驚きました。

アボカド復活
(2021年6月の写真)


追記2:6月末、アボカドが復活しました(超元気)
梅雨に入りましたが、相変わらず外で管理しています。
乾燥ぎみにとはいきませんが、雨の当たらない場所に置いています。
下から新しく出てきた芽がよく伸びて、復活しました。
最初に育てていた芽よりも元気なくらいです。

アボカド復活2
(2021年6月末の写真)

もし、葉が全て落ちても茎が元気な場合、鉢を乾燥ぎみにすることで新しい芽が出て復活する可能性があるとわかりました。
外が暖かい時期だったのも良かった点かもしれません。


追記3:9月、大きく成長しました
8月の強い日差しや強い雨風、台風などに振り回されて、一時は「外置きで大丈夫かな」と心配しましたが、幹がしっかりしたおかげで葉も大きく、たくさん伸びてきています。

アボカド成長
(2021年9月の写真)

アボカドは、その後も少しずつ成長中。
このまま観葉植物として愛でていきたいと思います。

長期間かけたアボカドの栽培記録はここで終了です。
ご覧いただきましてありがとうございました。
どこか楽しめた部分や、参考になる点があったら嬉しいです。

おしまい。


※この記事は、2021年7月からブログで公開していた過去記事の修正版です。

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