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①オンラインゲームで出会って結婚。旦那様は10才年下。
正直なところ、前投稿の自己紹介止まりで、その先の更新は全くイメージがついてなかったんです。
ほんとにほんとに。
そんな中で目についてしまったnoteのお題
「#自己紹介をゲームで語る」
これは無視できません!!!
身を切るしかない。
だって語りたいから笑笑
タイトルの通りなんですもん!!!😆
20代後半にオンラインゲームにドハマりし(ハマった期間は2年ほど)、そこで出会った人と後に結婚しました。
ちなみに、15年程前のお話です。(今何歳?は置いときましょう笑)
初めてのオンラインゲーム“ファイナルファンタジー11”
当時の私は、仕事柄、3Dグラフィックが大好きで、有名クリエイターの作品鑑賞が趣味でした。
その中でも頭ひとつ抜けた存在だと思っていたのが
大ヒットゲーム“ファイナルファンタジー”
そのファイナルファンタジーが新作として出したのは
オンラインゲーム
ファイナルファンタジー11
オンラインゲームって、、、
めっちゃ見たいけど、ハードル高すぎ。。。
ソフトやら必要なものは発売日に揃えつつも、結局、数ヶ月手をつけられず過ごしたある日、
そのゲームのプレイ日記が目に留まりました。
「知らない人に回復魔法もらえてすごく感動した!涙」的な。
その方のお話がとても面白くて、その世界に入ってみたくて
やっと始める決断ができました。
始めました、ファイナルファンタジー11
初めてのオンラインゲームは、ゲームというより現実世界の仮想版と思えるほど、“人”の前にいるのは“人”だなぁと強く感じるものでした。
発売から数ヶ月出遅れた私を救ってくれる先輩プレーヤーが山ほどいました。
一方で、胸の痛むようなこともありました。
この、リアルではないのにすごくリアルなようなコミュニティが楽しくて、どんどんハマっていきました。
そんなある日、遂に出会ってしまいました。
みんなを危険にさらしたおっちょこちょい、それが後の旦那さま笑
当時のこのゲームは
ある一定レベルを超えると一人ではレベルが上げづらくなり、複数人で強い敵を倒して経験値を稼ぐのが主流でした。
経験値を稼ぐ=危険を犯す ということなので、参加者は全員、自分が迷惑をかけないように細かに気を遣います。
当たり前ですが、たまにアクシデントが発生して、全滅したり、助かったり
その日も、アクシデントが起きました。
経験値稼ぎをする狩り場への道中、
攻撃されたら即死級の敵に、仲間がみつかってしまい、みんなで一斉に逃げることに
結局、犠牲者を出すことなく逃げ切ることができ、ほっとしたところで
何事もなかったかのように経験値稼ぎは始まりました。
どれくらいか時間が経ったあと
一件のダイレクトメッセージが。
「さっきはごめんなさい(T_T) 迷惑かけちゃって!!」
アクシデントのきっかけになった人からのメッセージでした。
いくらかプレイをしていると、
これくらいはスルーされる
これはちょっと罪なレベル
というのがわかるようになります。
彼のそれは、あきらかにスルーしてよいものでした。
「あ、この人はこんなことでみんなに丁寧にDMしてるんだ」
と、好感を持ちました。
これが、彼との縁の始まりです。
私たちのゲームが終わるまで
出会うきっかけとなったあの時、ゲームキャラは同じレベルでした。
しかし、私の仕事は忙しく、限られた時間しかゲームができません。
次第にレベル差も広がっていき、同じグループで経験値稼ぎをすることもなくなっていきました。
それでも、お互いになんか話しやすいと思っていたみたいで、
レベルが離れた後の方がDMするようになった気がします。
「おはよう^^ 今日は早いんだね」
そんなたわいもない会話を重ね、
そのうち、年齢差が10あることもわかりました。(私、27歳、彼は17歳でした😅)
その後、なんでもない時に
ふいに
「好きだよ」と言われました。
年齢差を認識していた分、変な解釈をすることもなく、
流してその時の話は終わりました。
しかし、それ以降、好意を感じることが徐々に多くなっていきました。
ゲーム内では、彼と私が住んでいた国はとても離れていて、ゲームとはいえ、5分に一回の船に乗ったり長い距離をひたすら走ったり、当時、リアルで30分ほどかかる距離に住んでいました。
それでも、彼が何もしてない時は、その距離を会いにきてくれたり、
私の国の近くまで来ていた時は、今何してる? とよく声をかけてくれました。
私が一人で、敵を倒して経験値かせぎをしていた時は「手伝うよ」と言って現れ、
桁違いな威力の魔法をぶちかまして助けてくれました(ゲーム内ではパワーレベリングといって推奨されないやり方です💦)。
私のキャラが食べるとステータスが上がるゲーム上の食事アイテムなんかもあって、
調理スキル(ゲーム内の)の高かった彼は、材料集めに危険を冒しながら、せっせと調理し、いつも私のポストに送り続けてくれました。
バレンタインデーの日、仕事で遅くなってしまい、日をまたいでログインした私のポストには、ものすごく珍しくて高価な手作りスイーツがそっと届けられていました(誰が作ったか名前が入るのです)。
彼からの好意が高まるのを感じながら、それにはふれず、気づかないふりをして過ごしました。
そんな日々も、彼が高校を卒業と同時に、
ゲームを引退したことで幕を閉じました。
結局、会ったことなく、顔も知らないまま。
※7/11追記
公開当初、過去話はここまでだったのですが、
追加でこのあとのことを書かせていただきました。
よろしければ、こちらご覧いただけるとうれしいです。
↓↓↓公開当時の続き↓↓↓
その後、
なんやかんや、ありまして、
今、結婚9年目です。
ゲームって、人生という物語に大きく関われる可能性のある
“ものすごいエンタメ”だと思っています。
どうぞ、
偏見なく、ゲームを楽しまれる方が増えますように。
そして、またどこかでそんな方の物語にふれられることを私も楽しみにしています。
長々とおつきあいくださって、本当にありがとうございました😊
あなたの物語が素敵なものになるよう祈っております✨
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