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メタボなんて気にしない!七福神の方の「布袋さん」

七福神•恵比寿さんのお友達シリーズ。

今回紹介するのは布袋(ほてい)さん
中国由来の神様で、七福神の中で、唯一実在した人物をもとにしたとされる神様です。


いきなりですが、
彼、完全にメタボです。
布袋さん

ほら。完全にメタボ

本当の名前は釈契此(しゃくかいし)ですが、
いつも袋を背負っていたことから布袋さんと呼ばれるようになりました。
布袋さんは、あだ名みたいなもんですね。
愛嬌があります。

七福神を開発した天海僧正さんが設定した布袋さんの役割は

大きな心を持つ。→布袋和尚

こんなにメタボですが、
気にせずに笑い飛ばしてるんですから、
めちゃくちゃ心が広いに決まってます。

この袋には、いろんな人からの施しを入れていたらしく、めっちゃ生臭いものとかも平気で入れていたらしいです。

めっちゃ心広い!

また、モノだけじゃなく、
人々の悩みや愚痴をいろいろ受け止めて、
その袋に入れていたとも。

めっちゃ心広い!

サンタクロースの袋は、
子供たちにプレゼントするものですが、
布袋さんは、施しを頂いたり、悩みを入れる袋。
同じ袋でも役割が違います。
こんなに大きな袋ですから、
すごい人望だったんでしょうね。

心が広い布袋さんが持っている袋からは、
その後慣用句も生まれています。

心が広い布袋さんさえも怒らせてさまうことを捉え

堪忍袋の緒が切れる

と言う言葉が生まれました。
堪忍袋の「袋」は、布袋さんの袋なんですね。
だから、いつも怒りっぽい人が「堪忍袋がっ!」って言うのは、使い方として間違いですね。

どんなに穏やかな人にも、踏み外せない一線があります。
最後の一線「堪忍袋」の緒を切らせないように
布袋さん
のようにメタボとか何でも気にせず、
ニコニコ元気よくいきましょー


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