【バイアウトまでの道のり8章】裏切りによる倒産の危機と黒幕Y

7章の振り返りですが、創業から約3年に3,500万円をRに取られた僕です。

まだ会社にキャッシュはありましたが、Rでの立ち回り次第では、会社が潰れる。。。
そう思っている時、すぐに最悪の事態が訪れます。

1人の従業員から言われた。
カンキチさん、Rさんからカンキチは会社のお金使い込んでてRさんの事もこの先追い出す。
そして、潰れるまで給与未払いにするつもりやで。だから私と一緒に会社作らん?
今より条件は良くするから!

って話されたんですが、、、本当ですか?

耳を疑った。今思えば最初に言ってくれたその社員には感謝です。

結果そのLINEが社員の半分に届いていたんです。
すぐに業務を停止して、臨時で弁明の機会にした。
会社のキャッシュを見せて、安心させ、Rがおかしくなっている事を伝えた。

ただここで一つ見落としていた。。。
Rは表向きはお客様サポート部署の人という形にしてましたよね。
だがRは、実は40%の株主で、創業者の1人だと。そんな私が言うから間違いない!と皆んなにぶちまけていたのです。
そこまでされてるなんて知らなかった。。。

勿論弁明したが、社員からしたら会社の不信感には十分だった。
結果下記4人がいなくなってRの元へ行った。
テレアポの教育係・営業3位の人間・営業6位の人間・お客様サポートの人間。

そして僕の作ったマニュアルも全部ダウンロードされて持って行かれた。

Rは○したいが、会社は止まれない。必死に不信感の改善に努めた。一人一人と一日中ミーティングをして。そして顧問弁護士と相談を重ねた。

ここで難しいのは、40%Rが株を持っている事だ。
会社に数億キャッシュがあったので、3,500万円はRの金と法的には判断される可能性も高い。

そして裁判したところで、最低でも高等裁判所。
最高で最高裁まで行く事案だと分かっていた。

数年かけて裁判したところで、今は目先の会社が優先だった。

僕は弁護士と探偵に依頼して、何故Rがこのような行動を起こしたのか調べた。
すると分かった。

ある人物がRに入れ知恵をしていた。
僕も何度か面識のある警備会社のY社長だった。

Rがかなり好条件で僕の会社にいる事に違和感を抱き、そんな上手い話はない。
いずれR、君はカンキチに会社を追い出される。

今のうちに社員引き連れて分社化した方がええ。3,500万円くらいやったら40%株主の君やったら間違いなく法的にも問題なく動かしてええはずや。そう言っていた。

50歳の小物社長のYが女にええ格好して知恵入れたつもりだったのだろう。

Rはパニックになり、行動に移したそうだ。
東海オンエアのあやなん騒動のようなものだ笑

俺のせいだ。。。そう思った。
会社を短期間で伸ばし過ぎた。
それにより、守りやセキュリティ弱かった。120%増収ぐらいで抑え、守りも意識すべきだった。

Rの家にもさらに2回行き、2回とも警察を呼ばれた笑
(Rと連絡取れなくなり2週間半くらいの事)

ただそこで僕も引き下がらず、警察に
何回もこの先警察の方対応しないといけなくて大変ですね〜。
僕はこの先も何回も来ますから。と伝えた。

すると警察がそれは面倒と思ったのか、警察を間に入れRと話が出来た。弁護士も急遽召喚した。

RはYに入れ知恵された通りに思っていた。そこでさっきのYの話が分かった。
勿論ブチギレた笑
殴らなかった俺を褒めて欲しいくらいだ。

そこで決めた。もう会社を売ろう。
会社を伸ばしても40%この無能が株主のままなのが生理的に無理すぎる。そして、この無能が1人だけ株を手放す事はしない。

本当は、
YouTubeやTikTokのマーケティング戦略や、
福岡・東京・名古屋に支店も出したかった。

まだまだやりたい事はあった。でももう無理だ。
僕もRも株を全て売り払い、Yはその後○そう笑

僕の中で売却の意思が固まり、こうして売却する流れになっていく。
売却先を探すのと同時進行でYにも探偵をつけて情報を探っていく事になる。

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