短編小説『同道路』
『同道路』(読み:どうどうろ)/玄冬一重
11,061文字
*以下の文はネタバレを含みますので、本編を読んでいただいてから。
2020年5月にプロットを作成し、当初4,000文字程度の短編小説として執筆しました。「もう一度読みたい!」と思っていただくにはどのようにアプローチしていこうか、と悩んだ末、『物の怪商店街』というモチーフが浮かびました。
主人公の雄二について。
果たして、雄二は今何歳?何してる?と疑問を持つと思います。八重子に先立たれ、過去の出来事を回想しているのか。それとも、若い雄二が未来を垣間見てしまったのか。
小説だからこそ味わえる感覚。宇宙にいる私たちが一人の人生を眺めるような。
読んだ人の中に疑問、解決が生まれたらな、と思います。
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