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2歳息子との弾丸北海道旅 アート 旅育

6月、梅雨。

2歳の息子との旅の目的地はいつもだいたい天気次第で、1、2日前の直前に決めます。
どうやら週末、北海道だけ晴れてるので北海道(札幌)に決定。

ホテル選び、必要ならレンタカーの手配、現地で行く場所の選定。

子供がいると考慮することが結構多い。
ホテルだとベッドの広さ(幅160cmは欲しい、ツインでもくっつけられるか。ハリウッドツインがベスト。)
子供が楽しめそうなところ(出来れば大人も……)とか。

今回も仕事終わりに出発、2泊3日の弾丸旅。

保育園終わりに奇跡的にどこにも寄らずに(いつも公園に行きたがる)
帰れたので早めの飛行機に乗れ、20時頃に千歳空港に到着。
この日は早く寝たかったので空港内のホテルに宿泊。




ホテルには北斎などのアート作品がフロントや施設内に飾ってあったり、インテリアでは外資っぽい日本らしさも感じられ、美術館に泊まっているような体験ができました。
スタッフの教育がしっかりしてるのか、皆すごく感じがよかった。
こういうセンスのホテル、各地の空港に出来て欲しい。

大浴場もあり(温泉)お風呂好きの息子も大喜びでした。

部屋からの景色


部屋の窓からは滑走路が見える。広い空も。
国際線側なので、飛行機はいなかったけれど。


ひとつひとつが美味しかった……

翌日美味しい朝食をいただき、名残おしくも早めにチェックアウトし、
国内線側までレンタカーを借りに。

さっと借りて出発したいのに、
カウンターで受付をし、送迎車を10分待ち、営業所まで車で10分、車準備15分。計35分、地味に辛い。
チャイルドシート予約してるんだから付けて準備しといてよと、心の中突っ込む。
そして千歳空港にあるレンタカー屋さん、どこも空港から遠いんだな。

気を取り直して。6月の北海道のカラッと感、空気、最高。
しばらくドライブ。広くて果てしなく真っ直ぐな道。

道中窓から牧場にいる牛を発見したようで、
「牛さんだよ!」と息子が言う。
続いて「飛行機飛んでるよ!」「トラクターだ!」
どんどん出てくる言葉。

ほんの半年くらいでおはなしが上達し意思疎通もいい感じに取れてきていて、
2人旅も変化して一緒に楽しめることが増えてきたんだなぁと母グッとくる。
牧場に寄りたい気持ちをおさえ通過。
子連れ旅のポイントはあちこち行かないこと。
2歳の体力限界、6時間。

今回の目的地はアルテピアッツァ美唄。
芸術家安田侃さんの作品のある広大な広場です。
空港から1時間半くらいでした。

水の広場


美唄はかつては炭鉱で栄えた町。
炭鉱跡地(アルテピアッツァから10分ほど)にはかつての炭鉱マンへ捧げるものとして彫刻が展示されているそうです。

彫刻はつるつるで冷たくて触れてみるとなんとも気持ちよく、
夏期には水が流れている作品に入って遊べるんです。息子のお気に入り。

水遊び


森を散策できたり、子も大人も無心で自由にのびのびと過ごせて大好きな場所。
野外でみられるアートは美術館に入りづらい幼児連れに本当いい。
(同じく野外展示のある彫刻の森美術館にも、よく行ったなぁ。)
アートって作品を見ているようで、アートを見ている自分を見ているんですよね。
私の場合、アートを見ている息子を見ている。(ややこし)
自然にも囲まれ、セロトニンが出てきます。

カフェアルテで息子は大好きなソフトクリーム、わたしはケーキとコーヒーをいただく。
カウンター席からの窓からも遠くに彫刻が見えて、特別な時間を過ごせました。


カフェアルテ

さ、ストーブさんで美味しいパンを買って、札幌に向かいましょ。

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