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2022


あなたにとって、2022年とはどんな年だったのだろうか。


私にとって、この一年は変化の年だった。
共通テストを受け、大学受験に合格した。
無事高校を卒業し、晴れて大学生。何もないただの田舎から上京。
大好きだったアーティストにもやっと生で会えたり、アルバイトを始めて初めてのお給料をもらったり。沢山の友達もできた。大都会の雰囲気に揉みこまれたり、お酒の怖さも知った。

都会はすごく便利である。
ちょっと歩けば次の駅だし、スーパーだってコンビニなの?ってレベルで所々にある。車をわざわざ出さなくてもどこへだって行けるし、アルバイトの時給も高い。街歩いてる人みんなおしゃれだし、ちゃんとしているというか。

でもやっぱり、私は地元が好き。

帰省して、東京に戻ってくるときの新幹線が一番嫌い。
あの胸が張り裂けるくらいの寂しさと、冷たさ。そうゆうときって決まってイヤホンから流れてくる曲がしんみり系なのも許せない。ランダムで流してるはずなのに。一気に現実に戻された気分。この間、一緒のタイミングで上京した幼馴染とこの話をした。友達も同じ思いを持っているらしい。
なんでだろうね。帰省するって決まった時はあんなにウキウキで、世界一位嫌いなバイトも楽しくなっちゃうのに。
インスタのストーリーを見ているとたまに寂しくなる時がある。仲良かった部活のメンバーが一緒に集まっていたり、同じ大学に進んだ友達が朝同じ電車で登校していたりと。やっぱりすぐに会えるっていいなあ。

帰省したら絶対に会うって決めている友達2人がいる。
今はその二人が救いかな、電話したらすぐ出てくれるし。
三人とも進路は別々だし、みんな忙しく過ごしてるけど、
大人になっても、おばあちゃんになっても会える存在で居たいな。

上京する前、高校生の時は早く地元から出たいって思ってた。
こんな狭い、近すぎる世界なんて嫌すぎるし、
大人になっても続くのなんて最悪って思ってた。
でも、いざ出てみるとやっぱり恋しい。
毎日同じ時間の電車に乗ってるはずなのに、いつも違う人。
地元だったら3回乗ったら顔覚えちゃうのに。
電車も5分待てば次の来るし、交通費も安い。
でも、やっぱり地元がいい。
狭いけどだからこそよかったんだなって思える。
お隣さんから果物もケーキももらえなかったし、ハロウィンのお菓子も。

今年は28日当たりに友達と帰省する予定。
楽しみだな、おばあちゃんにも会えるし部活のみんなにも。
たっくさん満喫してまた東京に戻ってこよう。

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