悪の666マーキングを考える
世界中に商品を提供するような大企業のロゴには666や三角に目のシンボルが隠れてることは有名。
俺達は悪魔だぜ!とわかりやすくマーキングをするのは何故なのか?
最高の心理学の教材だと思ってる竹下先生の子育て講演録から読み解いてみる。
無料のMP3と電子書籍が公開されてます。オススメ。
(3)と(4)で5歳〜7歳の子育てが語られてる。
この時期に子供がマウンティング行動をとる心理と対策と解決が理解できる。
竹下先生の息子が5歳の頃にかけっこ遊びでわざと負けてあげたことによってマウンティング行動が始まった。
子供が喜ぶだろうと思ってわざと負けたり食べ物を分けてあげたりすると子供は自分が上位だと錯覚する。
強いものが上に立ちたくさん食べ物を確保できるという犬や猿と同じレベル。
人間が犬レベルの単純な価値観ではマズイ。
上位、下位という序列は方便に過ぎず、本当の強さとは立場が弱い人間のことを思いやれることと教える。
子供は母親から愛される者が上位だと思ってる。
年下の兄弟にマウンティングやマーキング行動をとるのは自分が上位で母親の愛を独占したいという主張。
母親に対してもマーキングする。
竹下先生の妻は酷い環境で育ったアダルトチルドレンとのこと。
時間があると子供より夫の側に来て私を大切にしてという行動をとっていた。
母親が子供より父親を大事にしてるのが明白なので子供は不安になる。
父親よりも上位になれば母親は愛してくれると錯覚してマウンティング行動がとまらない。
真面目に子育てをしてきた結果、妻は精神的に自立して夫に甘える行動が減ったという。
夫よりも子供に目が向くようになると子供も安心してマウンティング行動が減ったという。
母親が子育てにより成長するのと子供の成長がリンクしてるのがスゴイ。
マウンティングをとる人間は5才児で犬レベルという衝撃。
幼い価値観を克服できてる人間てどのくらいいるんだろ?
この仕組みを知ると嫉妬してくる人間に対して動物的にこちらが上だとわからせる行動が効くのがわかる。
人間社会の根底にある感情は犬レベル。
子供が一番欲しがってるのは母親の愛。
愛を得るためにマウンティング、マーキングと動物本能的に動く。
俺達こんなにスゴイ悪魔だぜ!という主張は5才児の犬レベルの欲求と理解したので良いのだろうか。
この世には愛が枯渇してるからいい歳の大人が母の愛を求めて犬のように行動するのは責められない。
しかし、幼児が世界中に影響する力を持つのはいただけない。
幼い欲求が原因であっても悪魔的な生贄殺人や性的虐待に参加したらきっちり裁かれる必要がある。
今の世界が悪に満ちてるのは幼い人間が多いからと考えたらシュールな漫画に思える。
成熟した人間が責任ある立場につける世になると良い…
って成熟した人間ってどのくらいいるんだろ…
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