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地方の活性化と、商店街の活性化の令和的アプローチ


阿波踊りシーズンですな。


元カノが高円寺に住んでて、阿波踊りに出るみたいなんで、行こうかなって、思ってるんだけど、めちゃ混むだろうから当日やる気なくして、たぶん行かないであろう、立野ですw。めんどくさがりアホウに、行かないアホウ。そんなだからフラれるアホウ。踊らにゃ損々なプライベートを繰り返している立野なのですが、


ただいま商店街という会社をつくりまして、こむずかしく言うと、「関係人口創出事業」というのですが、つまるところ、日本中の余りまくってる【商店街】と【店舗付き住宅】をつかって、なんかおもしろいことやってくぞーっていう、仕事(というか遊び)をはじめます。


空き家2000万戸。


ってな時代が、けっこうすぐそこに迫っているのですが、東京以外の人口減少が、ちょっとこの先、絶望的なんですよねwww。


そこで、ただいま商店街の、ビジネスの背景となる、「どうやって、地方とか、商店街とか、盛り上げてくの?」ってところを、根本原理的なところを、書き残して置こうかなと思います。これからなので、やってくなかで、ぶち当たる部分はあるとおもうのですが、あくまで現段階の、方向性です。素人の戯言オンパレード。あしからず👍


①風呂なしアパートを、銭湯つきアパートに仕上げる


前職は、グッドルーム(https://www.goodrooms.jp/)といいまして、賃貸アパートと賃貸マンションをいい感じにリノベーション工事する、そんで空室を埋めて家賃アップする。そんなお仕事をしておりました。


辞めて、色んな地域コミュニティに参加してみてる中で、気づいたこと。


風呂なしアパートが、銭湯つきアパートとして、機能している町は、いい町だってこと。


バーから、運動施設から、ぜんぶ備わってる3つ星ホテルは、それはそれですごいけど、まち全体でかんがえたら、なんとなく3つ星シティ。って考えたら風呂なしアパートも、3つ星ホテルに負けてないじゃんという、ポジティブシンキング👍


こういう考え方は、「まちやど構想」と呼ぶらしいのですが、これまで、風呂なしアパートに、最新のユニットバスをぶっこみまくってきた自分からすると、んまぁ素敵で、共感できる考え方だなって、おもえました。「のぉあぁぁーそんな方法が、あったのかーー!」という気づき。。。


ただこれは、最低限「町」が生きていないと、とれない戦略。


・銭湯が生きてる
・肉魚野菜屋が生きてる
・本屋が生きてる
あたりが、臨界点になるので、

みんな、もうひと踏ん張りしてくれよなって気持ちでいる。おれは、なにさまだw。


②「ハレ」じゃなくて「ケ」の方にスポットを当てる


商店街の会長の話「いや昔はさぁ、お金もあったから、ブラジルからサンバチームとかも呼んでパレードとかやったんだよ。阿波踊りとかな。。。今は自治体もお金ぜんぜん出してくれないからさぁ、ガラポンくらいしか出来なくて、景品もしょぼいのなんのってwww」


なんか、。。ちがうのだ、。。たぶん阿波踊り呼ぶとか、サンバ呼ぶじゃ、ないのだ。ガラポンでもないのだ。


とくに、今の若い人たちからすると、カッコつけて、着飾る何かに、盛ってる感じに、違和感を感じてる。「わしら、負けてへんでーっ」みたいな感じは、疲れる何か、にあたる。


この前ニュースで、「地域のお祭りは赤字でもやる」みたいなのをみたんだけど、赤字なら辞めればいいのにって、思う。(すみません)


真面目な人たちが書いた、商店会活性化の本を読むと、「ハレ」に、いかにお金を投下するか、という思考回路で止まっていて、「デザイン性」とか「SNS」とか「多拠点」という話が、まったく出てこない。(すみません)


そうじゃないんだよなーって言いたくなってしまう。


商店街に人が集まらない原因は、実は商店街組合と漁業組合が仲悪いとか、
商店街の歴史が浅くて横のつながりが実はないとか、そんなところにあったりするんじゃないかなって、思う。


SNS時代、「ハレ」のマウント感、がんばってる感じゃなくて、「ケ」の共感したくなる感じ、ありのままな感じ。なのかどうか。赤字垂れ流してガラポンやるくらいなら、サンバ呼ぶくらいなら、商店街にたむろしてるネコをインスタにアップしまくった方がまだぜんぜんいい。シャッターの前に座ってるおばぁをyoutubeにアップした方がぜんぜんいい。


若い人には、「普段使い」、「日々の暮らし」、「ありのままの人たち」の方を、もっとアピールした方が、ぜったいにいいのになーって、思ってしまう。


③活性化のカギは享受の関係つくりにある


ちょっとだけ、脱線しますね。


5G移動通信という言葉を、ご存知でしょうかね?


ようは、もうちょっとで、さらにネットが便利な世の中になるのですが、


例えば仮想オフィス。。。

「あれ?リアルだっけ?仮想だっけ?」っていうくらい、区別がつかない、映画アバターのような、リアルな仮想オフィス。


例えばホログラム打ち合わせ。。。


「あれ?本人だっけ?ホログラムだっけ?」っていうくらい、区別がつかない、アニメ攻殻機動隊のような、リアルなホログラムとの打ち合わせ。


ってな時代が、ほんとにもうちょっとで、訪れようとしている。。。そして多くの人が、気付く。


「あれ?おれなんで、東京コンクリートジャングルで、満員電車に揺られて、毎日会社に通ってるんだっけ?」ってなる。「あれ?東京いても、好きな沖縄いても、実家の山形いても、これ一緒じゃん!」ってなる。


と、同時に、
アドレス(日本全国4万円で住み放題)
ホステルライフ(日本全国4.5万円で住み放題)
ハフ(世界全域8.2万円で住み放題)
のような、いわゆる「住居」のサブスク(定額)屋さんが、どんどん出てきてる。


「通勤も減ったし、東京にずっといる理由も、なんかよく分かんなくなってきてるし、、、よしオレも、ワタシも、うちの家族も、2拠点生活とか多拠点生活をするぞー!」ってなる日が、たぶんすぐにくる。


と、ここで、話をもどす。


マルチ拠点生活者さん(2拠点〜5拠点くらいと言われてる)が、今はマイノリティ(少数派)なのだけれども、ちょっと先の未来、マジョリティ(多数派)になったとき、


選ばれる「町」はどこなのか。という話。


もう答えはなんとなく分かってて、それは「なんか友達とか知り合いとかいる町」なのだ。統計があるのかどうかは、よく知らない。が、経験則として、「いい町だな〜」は「いい人がいっぱいいる町だな〜」なのだ。「いい旅だったな〜」も「人のやさしさに、なんか癒されたな〜」なのだ。


つたえたいこと。地方活性化のカギは、有名な観光地でも、おいしい料理でも、わかりやすい観光マップでもなくて、地元の人との享受(じぶんの居場所感)の構築なのだと思う。


以上。


地方とか商店街の活性化は
①風呂なしアパートは銭湯つきアパート
②「ハレの日」じゃなくて「ケの日」をアピール
③享受つくりで、マルチ拠点に選ばれる化


でした。

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