その1、webマーケティングとネット通販
※このnote記事は「地域活性化Webマーケティングプロジェクト」の活動内容報告です。
なお、このnoteは
マーケティングに興味はあるけれどよくわからない人、
最小限のコストで売上を増加させたい人、
マーケティングとwebマーケティングを初歩から学びたい人向けの内容です。
申し訳ありませんが、マーケティングを専門職にしていらっしゃる方や、潤沢な広告費を捻出できる方にとっては役に立たない内容になっております。
【目次】
1、今回取り組む課題とは…?
2、インターネット通販について
3、実店舗もインターネット通販もまずは現状把握から。
1、今回取り組む課題とは…?
活動が始まった地域活性化webマーケティングプロジェクトで取り組むのは、
有限会社マルコウ福原伸幸商店さんの「ネット通販」の売上増加です。
「ネット通販を改善したいけれど、何から手を付けたらよいのかわからない…」
と言う福原社長。
ここでまずはネット通販とWebマーケティングについて確認をしたいと思います。
※Webマーケティングとは何か?についてはこちらのnoteをご確認ください。
2、インターネット通販について
何気なく利用しているインターネット通販ですが、インターネット通販はEC型とモール型に区分されます。
①EC型
いわゆるホームページ。
カラーミーショップやBASE等のインスタントECも含まれます。
【メリット】
・利益率が高い、リピートしやすい
【デメリット】
・アクセスが集まらない
②モール型
いわゆるショッピングサイト。
楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどがあります。
【メリット】
・アクセスが集まりやすい
【デメリット】
・リピートしずらい(顧客データがとりずらい)
・広告費がかかる
【通販での実務】
①サイトの作成(各種契約含む)
②サイトの運用(写真撮影、画像加工、文章の作成など)
③ポータルサイトへの掲載
⓸ブログやSNSの運用
⑤広告運用
⑥配送業務
⑦その他 (梱包、ラベル貼り、受注処理、問合せ対応など)
やることが沢山ありますが、作業を外注することも可能です。
3、実店舗もインターネット通販もまずは現状把握から。
今回は既に運営しているネットショップのサイトを見直すところから始めました。
①価格・送料の見直し。
通販は「送料」や「サイト手数料」等の費用が発生します。有料広告を使用する場合は「広告費」や「広告運用費用」もかかります。
その為、商品原価を30%ほどに設定しないと利益が出ない場合も…。
まずはこの「価格設定」を見直しが必要だという事がわかりました。
そして、この価格も含めて競合を調査する必要があります。
リアルな店舗に置き換えて考えてみると…
人口1万人の町で、ラーメン屋さんを経営しているとします。
その町にはラーメン屋さんが20件あるとします。
1万人対してラーメン屋さんが20件あると、お客様の取り合いになります。
その中で勝ち残っていくために、他のお店のラーメンを食べに行って味や価格、お店の雰囲気を調査して、
「豚骨ラーメンを出しているお店が無いからうちのお店のメニューに加えよう」とか、
「ラーメン屋を辞めて、町に1件だけの焼肉屋さんをやろう」とか、
「カロリーと塩分控えめの身体に良いラーメンを開発して差別化しよう…」
などの対策をしますよね。
「他のお店を調査して、自分のお店がどうすれば勝てるのかを考えて対策をする」
この作業を、ネット通販も同じように行う必要があります。
有限会社マルコウ福原伸幸商店さんのがネット通販で販売している商品は「水産加工品」。
メインの商品は「ニシンのきりこみ」や「ニシン漬け」「身欠きニシン」等のニシンを加工した商品です。
同じような水産加工品やニシンの加工品を販売しているサイトを覗いてみると…
「送料無料、又は5,000円以上のお買い上げで送料無料…などのサイトが沢山ある」
「エビ、カニ、いくらの豪華なセットをお得な価格で販売しているサイトが沢山ある」
「ニシンのきりこみやニシン漬けなどの商品が、有限会社マルコウ福原伸幸商店さんのネット通販より安く販売しているサイトが沢山ある」
という事がわかりました。
有限会社マルコウ福原伸幸商店さんのネット通販での送料は、冷凍品の場合道内で1,000円、沖縄地方だと2,800円かかります。
1、送料が高い
2、商品の価格が高い
3、強い競合が多い
調査の結果、ネット通販の売上が伸びない原因がわかってきました。
この調査結果を見ると
「絶望的…!!」
「ネット通販の売上を増加させるなんて無理なのでは?!」
そんな気持ちになりますよね…。
しかし…
大丈夫です!
この後、私たちは
「勝てる場所」を探しに行きます!
続きはこちらのnoteでご報告しています! ↓↓
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