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『心の出家 変わらぬ日常をもっとラクに生きたいあなたへ』を読んで

ベストセラー「反応しない練習」の草薙龍瞬さん著作

3月に異動してメンタルがやられてて、藁にもすがる気持ちで読んだみた。

この本では「執着を手放せ」と何度も言ってる。

結局自分がメンタルやられてるのは新しい異動先の上司、同僚によく見られたいという承認欲求、「執着」だと認識。この「執着」を少しづつ手放していこうと思う、いわゆる嫌われる勇気。

「妄想するな」と何度も出てくる

自分はよく本を読んでいたり、映画を見ている時、車を運転している時にすぐ他のことを考えてしまい、本や映画のストーリーが全くわからなくなる、また車で目的地を過ぎてしまうことが多々ある。映画見ている時に「この俳優そういえば前見たことあるな、前の彼女と見た映画だ、彼女今何してるかな?」とか数珠繋ぎ、これは「妄想」していて今していることに集中してないからだというのがわかった。今すべきこと、目の前のことに集中するように心がけたい。

執着から離れて生きていく土台として価値観の変換、「慈悲喜捨」という4つの心持ちを持って生きていくことが大切

1慈しみの心
純粋に相手の幸せを願う=執着がない
好きな相手だったらできるかもしれないけど、パワハラ上司に対して慈しみの心を持つのは無理だな。

2悲の心
人の悲しみ、苦しみに共感する心
相手の苦しみを理解しようと思える人は自分の思いにこだわらなくなる。こうでなければならないみたいなもの。

3喜の心
人の喜びを自分の喜びとして感じる心
心に強い執着があると他人の喜びに共感できなくなる。パワハラ上司が喜んでるところに喜びの心を持つのは難しいな。

4捨の心
感情で反応せず、ただ物事を見る。
なすべきことをニュートラルな心で淡々とやる。

上記の4つの心にプラスアルファで「つつしみ」の心
自分を大きく見せようとしない、謙虚な心

理想はわかるけど、なかなかすぐ習得するのは難しそう。
少しづつやってみようと思う。

とまあ、色々書かれていたけど、1番心に刺さったのは

「この世の中に自分の居場所を見つけて、満たされた心で生きていく」

今いる家庭、職場、学校、苦痛で辛ければ逃げていい、必ず「自分の居場所」はあるはず。

今いる場所の価値観を共有できなければ全力で逃げよう。

最後まで読んでみて思ったのはここ何年か前から流行ってるミニマリスト、彼らはモノを捨てることで「異性からモテたい」という執着を手放しているのだ。異性からモテようとするために「車・服・時計・インテリアなど」にお金を注ぎ込んで疲弊しているが、そこから降りるとラクになる。

まず執着を捨てるためにまずは車を手放してみる。
異性に執着しないことに決めた。

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